労務・人事ニュース

チケット販売は現金のみ、高岡商工会議所4階で受付中【6月3日締切】

令和7年6月10日、高岡商工会議所女性会が主催する一夜限りの音楽イベント「ケントス高岡」が開催されます。このイベントは、高岡商工ビル2階の大ホールを舞台に、1970年代から1980年代の洋楽を生演奏で楽しめる貴重な機会として注目を集めています。今回登場するのは、全国各地で愛されてきたライブハウス「ケントス」の元メンバーたちで、特に金沢ケントスで長年活躍したOBによるバンドが高岡に再集結。音楽とともに懐かしい時代へと誘う極上のエンターテインメントが用意されています。

ケントスは1976年に六本木で創業し、オールディーズブームの火付け役となった存在です。以来、東京をはじめとする主要都市で多くのファンを魅了し、往年のロックンロールやソウルミュージック、ディスコサウンドを独自のアレンジで再現してきました。今回の「ケントス高岡」は、そのエッセンスを高岡の地で存分に楽しめる絶好の機会となっており、当日は名曲の数々が臨場感たっぷりに演奏される予定です。

会場は高岡市丸の内にある高岡商工ビルの2階大ホールで、開場は18時、開演は18時30分からとなります。定員は100名限定で、先着順による受付のため、関心のある方は早めの申し込みが推奨されています。チケットは1枚あたり7000円で、ワンドリンクと軽食が付いており、音楽とともにリラックスした時間を過ごすことができる構成です。お酒や食事を楽しみながら、名曲のリズムに体を揺らしたり、手拍子やダンスで会場と一体になったりするなど、自由なスタイルでイベントを楽しむことができます。

申し込み方法は、高岡商工会議所4階の事務所にて申込書の記入と現金での支払いを行う形式で、インターネットや振込には対応していないため注意が必要です。受付時間は平日の9時から17時までで、インボイス制度には非対応となっていることも、法人や事業者による申込時には留意すべき点となっています。なお、当日は会場周辺の駐車場が混雑することが予想されており、公共交通機関の利用が推奨されています。

このような音楽イベントは、地域の文化的魅力を発信すると同時に、交流の場としても大きな役割を果たします。特に高岡市のような地方都市において、質の高いエンターテインメントを地元で楽しめる機会は貴重であり、地元住民にとってはもちろんのこと、近隣からの来訪者にとっても、地域の文化に触れるきっかけとなります。さらに、今回のように往年の名曲をテーマにしたイベントは、40代から60代を中心とした世代に特に支持されやすく、世代を超えて音楽を通じた一体感が生まれるのも特徴です。

企業の採用や人材育成の観点からも、このような地域密着型の文化イベントは多くの示唆を含んでいます。まず、主催となる高岡商工会議所女性会のように、地域の経済団体が文化を支援する取り組みは、企業と地域社会の橋渡しとして重要な役割を担っています。こうした活動を通じて、企業が地域コミュニティの一員として存在感を高めることができ、地元就職を希望する若者や転入希望者に対しても、魅力的な職場環境や地域活動への参画機会としてアピールが可能です。

また、イベントの運営やボランティア活動を通じて、スタッフや関係者がリーダーシップや接客力、調整能力といったスキルを育むことができるため、地域イベントは人材の育成面でも価値があります。とくに中小企業や商工団体では、社員の地域貢献活動を支援する体制を整えることで、従業員満足度の向上や定着率の改善にもつなげられる可能性があります。

さらに、「ケントス高岡」のようなイベントは、音楽という普遍的な魅力を通じて、企業と消費者の距離を縮める効果もあります。協賛企業や後援団体として関与することで、ブランドイメージの向上や地域認知度の拡大につながるほか、BtoCビジネスにおいては新たな顧客層の開拓にも一役買うことが期待されます。このように、音楽イベントは文化的価値にとどまらず、地域経済や人材戦略にも多面的な波及効果をもたらすことができるのです。

締切は6月3日となっており、わずか100名という限られた定員であることからも、早期の行動が求められます。ぜひこの機会に、懐かしい音楽とともに、地域の魅力に触れ、あらたなつながりを育むひとときを体験してみてはいかがでしょうか。

⇒ 詳しくは高岡商工会議所のWEBサイトへ