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2024年3月9日

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2022年度、個人事業主の売り上げ状況―明るい未来への一歩

2023年(令和5年)個人企業経済調査結果(総務省)

昨年の個人事業主の経済状況に関する調査結果が公開されました。この調査は、中小企業の発展を支援するために行われ、その経営の実情を詳しく把握することが目的です。2022年度における企業一つ当たりの平均年間売り上げは約1326万8000円で、前年度と比較して2.3%増加しました。特に、卸売業と小売業が5.6%と最も大きな伸びを見せ、製造業も3.2%の増加を記録しています。

地域別のデータでは、滋賀県の企業が平均約1573万1000円と最も高い年間売り上げを達成し、愛知県、茨城県がそれに続きました。このような情報は、地域ごとの経済状況や産業の特性を理解するのに役立ちます。

さらに、事業経営に関しては、原材料や仕入れ価格の上昇が大きな課題となっており、この問題を挙げた企業の割合は前年比で3.8ポイント増加しました。特に宿泊業や飲食サービス業、生活関連サービス業や娯楽業では、この問題の影響が顕著に見られます。

この調査結果は、経済統計課の個人企業経済調査係がまとめ、2023年6月1日時点の情報を基にしています。企業経営の現状や課題を把握することは、政策立案や事業戦略の策定において重要な意味を持ちます。今後もこのようなデータの分析を通じて、中小企業のサポートと成長促進を目指していくことが期待されます。

⇒ 詳しくは総務省のWEBサイトへ

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