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2024年3月26日

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2024年1月のデータ分析による、日本の観光業界の現状:海外、外国人、国内旅行の取り扱い増加を中心に

主要旅行業者の旅行取扱状況速報(2024年(令和6年)1月分)(観光庁)

観光産業における最新の動向が示された2024年1月のデータレポートによると、日本国内の主要な旅行業者43社による旅行の取り扱い状況が公表されました。この報告では、海外旅行、外国人旅行、国内旅行の三つのカテゴリーについて、2023年同月および2019年同月との比較が行われています。

まず、海外旅行については、2023年同月との比較で約186%の増加を示しましたが、2019年同月と比較すると55%にとどまり、明らかに回復傾向にあるものの、パンデミック前の水準にはまだ達していません。具体的には、2023年同月の約7200万円から、2024年1月には約1億3200万円へと増加しました。

外国人旅行に関しては、2023年同月比で146%の増加を見せていますが、2019年同月と比較すると85%に留まっており、このセグメントも同様に回復途上にあることがわかります。数値で見ると、2023年同月の約1050万円から2024年1月には約1238万円へと上昇しました。

国内旅行の部門では、2023年同月比で111%の増加となり、2019年同月比では79%となっています。このことから、国内旅行市場も徐々に活気を取り戻していることが示されています。金額にすると、2023年同月の約1億4000万円から2024年1月には約1億7800万円へと増加しています。

これらのデータは、旅行業界がコロナウイルスの影響から徐々に回復し始めていることを示唆しており、特に海外旅行の増加率は顕著です。しかし、2019年の水準に比べると依然として市場規模は小さいことが分かります。

最後に、この報告には43社の旅行業者の取り扱い金額が含まれており、業界全体の現状を把握するための重要な指標となっています。このようにして、旅行業界の現状と回復の兆しを詳細に追跡することが可能となります。

⇒ 詳しくは観光庁のWEBサイトへ