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2024年3月4日

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2024年1月の消費者物価指数から読み解く

2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)1月分(2024年2月27日公表)(総務省)

2024年2月27日に発表された最新の統計によると、2024年1月の全国の消費者物価指数は、2020年を基準とした数値で106.9となり、これは前年の同じ時期に比べて2.2%増加しています。この数字は、日々の生活に必要な様々な商品やサービスの価格変動を示しており、経済の健康状態を測る一つの指標とされています。

特に注目される点は、食生活に密接に関わる生鮮食品を除いた指数も同様に上昇しており、その数値は106.4で前年同月と比較して2.0%の増加を見せています。これは、生鮮食品以外の食品や日用品など、日常生活に欠かせないアイテムの価格が全体的に上昇していることを意味しています。

さらに、生鮮食品とエネルギーを除外した場合の指数も、前年同月比で3.5%の上昇となっており、105.8を記録しています。この数値は、特定の変動要因を除いた上での物価の動きを反映しており、より幅広い商品群における価格の上昇傾向を示しています。

このように、消費者物価指数の変動は、私たちの生活費に直接影響を及ぼすため、非常に重要なデータとなります。特に、生活必需品の価格上昇は家計にとって大きな負担となり得るため、今後の経済動向や物価の推移に注目が集まっています。

こうした情報は、政府や企業、個人が経済状況を把握し、適切な対策を講じる上で不可欠です。今後も定期的に更新される消費者物価指数に注目し、経済の健全な発展を願っていきたいものです。

⇒ 詳しくは総務省のWEBサイトへ

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