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2024年5月20日

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2024年4月の日本各地での地震活動 最大震度6弱を観測した地域と地震による地殻変動の詳細な分析

2024年4月の地震活動の評価 (令和6年5月13日公表)(地震本部)

2024年4月、日本国内および周辺地域では、複数の大きな地震が発生し、地域ごとに異なる影響をもたらしました。以下に、各地で観測された主要な地震の詳細とそれに伴う地殻変動の情報をお届けします。

4月2日、岩手県沿岸北部で深さ約70キロメートルの地点でマグニチュード6.0の地震が発生しました。この地震は、青森県と岩手県において最大震度5弱を記録し、数名の負傷者が報告されました。同日、台湾近海でマグニチュード7.7の強い地震が発生し、与那国島で最大27センチメートルの津波が観測されました。この地震により、沖縄県での津波とともに複数の負傷者が出たとの報告があります。

4月8日には、大隅半島東方沖でマグニチュード5.1の地震が記録され、宮崎県で最大震度5弱が観測されました。また、4月17日には豊後水道で深さ約40キロメートルにてマグニチュード6.6の地震が起こり、愛媛県と高知県で最大震度6弱を記録しました。この地震では、高知県西部で長周期地震動階級2が観測され、地域住民に不安を与えました。

4月24日に茨城県北部で深さ約55キロメートルの地点でマグニチュード5.1の地震が発生し、4月27日には小笠原諸島西方沖で深さ約520キロメートルにてマグニチュード6.7の地震が記録されました。これらの地震による直接的な大きな被害は報告されていませんが、地域によっては地殻変動が観測され、引き続き注意が必要です。

一方で、GNSS観測により、地震による地殻変動が確認されており、特に能登半島周辺では複数の逆断層が活動していることが示されました。これらの活動は、過去の大地震の余震や、プレートの動きによるもので、今後も地震活動が続く可能性が指摘されています。

以上の情報から、日本各地での地震活動は依然として活発であり、地域によっては強い揺れや津波の発生が懸念されます。住民の皆様には、地震発生時の安全対策を常に心掛け、最新の地震情報に留意していただくことをお勧めします。地震は予測が困難なため、日頃からの備えが重要です。

「2024年4月の地震活動の評価 (令和6年5月13日公表)」はこちら

⇒ 詳しくは地震本部のWEBサイトへ