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2024年7月4日

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2024年4月の景気動向指数、先行指数が110.9に減少

景気動向指数速報からの改訂状況(令和6(2024)年4月分)(内閣府)

2024年4月の景気動向指数の改訂結果が発表されました。景気動向指数には先行指数、一致指数、遅行指数の3つがあり、それぞれの指標が景気の動きを異なるタイミングで反映しています。

まず、先行指数についてです。これは将来の景気を示す指標で、改訂後の値は110.9となりました。前月比では-0.8ポイントの減少です。具体的には、最終需要財在庫率指数や鉱工業用生産財在庫率指数、新規求人数などが影響しています。特に新規求人数は前月比で-4.1%と大幅に減少し、寄与度においてもマイナスの影響を及ぼしました。

次に、一致指数です。これは現在の景気状況を示す指標で、115.2と改訂され、前月比で1.0ポイント上昇しました。生産指数や鉱工業用生産財出荷指数、耐久消費財出荷指数がこの上昇に寄与しています。特に耐久消費財出荷指数は2.3%の増加となり、景気の回復傾向を示唆しています。

最後に遅行指数です。これは景気の動きが後から反映される指標で、改訂後の値は105.9となり、前月比で-0.2ポイントの減少です。家計消費支出や法人税収入、完全失業率などが影響しています。家計消費支出は前月比で減少し、特に勤労者世帯の消費支出が影響しました。

全体として、今回の改訂では景気の回復基調が見られる一方で、依然として不安定な要素も残されています。経済社会総合研究所の発表によれば、景気動向指数の一致指数は「下方への局面変化を示している」とのことで、今後の動向に注視が必要です。

また、次回の速報値は2024年7月5日に発表される予定です。この発表により、さらなる景気の動向が明らかになるでしょう。現在の経済情勢を的確に把握するために、今後も定期的なデータの確認と分析が求められます。

⇒ 詳しくは内閣府のWEBサイトへ