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2024年8月4日

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2024年5月の国内航空旅客数863万人、前年比2.4%減

航空輸送統計速報(令和6年5月分)(国交省)

2024年5月の国内定期航空の旅客輸送量は863万人、人キロは8,118百万キロとなりました。前年同月比で見ると、旅客輸送量は2.4%減少し、2019年同月比では4.5%減少しています。一方、貨物輸送量は44,732トン、トンキロは48,824千トンキロで、前年同月比ではトンベースで5.4%増加し、トンキロベースでは4.0%増加しています。座席利用率は72.2%、重量利用率は50.0%でした。

国際航空の旅客輸送量は1,646千人、人キロは8,218百万キロで、前年同月比でそれぞれ28.9%増加し、2019年同月比では16.2%減少しています。貨物輸送量は130,220トン、トンキロは734,469千トンキロで、前年同月比でトンベースで14.9%増加し、トンキロベースでは12.5%増加しています。座席利用率は78.2%、重量利用率は68.5%でした。

国内定期航空の輸送実績を見ると、旅客輸送の座席利用率は73.7%、ローカル線では70.9%で、貨物輸送の重量利用率は全体で50.0%でした。特に、幹線の羽田-新千歳線や羽田-福岡線では輸送量が安定しており、利用率も高い状況が続いています。

国際航空に関しては、中国路線、韓国路線、その他アジア路線、米大陸路線、太平洋路線、ヨーロッパ路線、オセアニア路線の7方面に分けて集計されています。最も多くの旅客を輸送したのはその他アジア路線で720,957人、貨物では中国路線が31,903,250kgを輸送しました。

2024年5月の国内定期航空の輸送実績は、前年同月比で若干の減少が見られましたが、貨物輸送は増加傾向にあります。国際航空では旅客、貨物ともに前年同月比で大幅な増加が見られ、特に旅客数は前年同月比で約30%増加しました。

これらのデータは、国内外の航空輸送が徐々に回復基調にあることを示しており、特に国際線の需要が再び高まっていることが分かります。今後もこの傾向が続くことが予想され、航空業界の復調が期待されます。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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