2025年3月30日
労務・人事ニュース
2024年4月1日〜 苅田町 最大35万円の補助金!次世代自動車購入支援制度がスタート、申請は先着順
- 看護師/2025年5月1日更新
最終更新: 2025年5月1日 11:34
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最終更新: 2025年4月30日 23:35
苅田町 次世代自動車購入費補助金
福岡県苅田町では、脱炭素社会への転換を推進するため、次世代自動車の購入に対する補助金制度を実施している。この制度は、令和4年度から令和6年度までの3年間にわたり実施され、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車を購入する個人や事業者に対して、費用の一部を補助することを目的としている。これまでに126台の車両が補助対象となり、CO₂排出量の削減効果は年間116.73トンと推計されている。この補助制度を活用することで、環境負荷の低減だけでなく、経済的な負担の軽減にもつながるため、多くの町民や事業者が注目している。
この補助金制度の対象となるのは、申請時点で苅田町に1年以上継続して住民登録をしている個人、または町内で1年以上継続して営業している法人や事業者であり、町税の滞納がないことが条件とされている。また、補助の対象となる車両は、令和4年4月1日から令和7年2月28日までに初度登録を行ったもので、国内メーカーの電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車に限定されている。なお、レンタカーやリース目的での購入は対象外となるため、注意が必要である。
補助額は、車両の種類によって異なり、電気自動車は本体価格の5%で最大20万円、プラグインハイブリッド自動車は本体価格の5%で最大15万円、燃料電池自動車は本体価格の5%で最大35万円が補助される。申請は先着順となり、予算が上限に達した場合には受付が終了するため、早めの申請が推奨されている。令和6年度の補助金残額は5,644,000円となっており、申請希望者は最新の予算状況を確認することが望ましい。
申請の受付は、補助対象車両の初度登録から30日以内と定められているため、購入後すぐに手続きを進める必要がある。申請者が車検証上の使用者であることも要件の一つとなっており、所有権留保付きのローンやリース契約で購入した場合には、所有者が自動車会社やローン会社であり、使用者が申請者であることが求められる。また、補助金を受けた車両は3年間の処分制限期間があり、途中で売却や譲渡をする場合には、事前に承認申請が必要となる。
申請手続きには、補助金交付申請書兼実績報告書のほか、自動車検査証の写し、契約書や注文書の写し、領収書、車両の写真、住民票(個人の場合)、営業証明書(事業者の場合)、役員名簿(法人の場合)などが必要となる。また、補助金の請求時には、補助金交付請求書と振込先口座の確認書類を提出し、使用状況の報告も求められるため、必要書類を揃えておくことが重要である。
補助金の申請は、苅田町役場の環境課環境対策担当窓口でのみ受け付けられており、郵送やインターネットでの申請は不可となっている。受付時間は平日の午前8時30分から午後5時15分までで、正午から午後1時までの時間帯は受付が行われていないため、訪問の際は事前に時間を確認しておくと良い。
この補助金制度は、国の補助金と併用することも可能であり、次世代自動車の購入を検討している個人や事業者にとって、大きな支援となる制度である。環境負荷の低減に貢献しながら、経済的な負担も軽減できるため、今後さらに多くの利用者が増えることが期待される。補助金の申請に関する詳細な情報や最新の予算状況は、苅田町役場の公式ウェブサイトで確認することができるため、関心のある方は早めに情報収集を行い、適切なタイミングで申請を進めることをおすすめする。
⇒ 詳しくは苅田町のWEBサイトへ