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2024年12月4日

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2025年大阪・関西万博に向けたNFTアート、10地域20種類を世界へ発信

万博テーマ×観光体験を水墨画のNFTアートで世界へ発信します!(JNTO)

2024年11月25日、日本政府観光局(JNTO)は、2025年の大阪・関西万博に関連した初の海外向けプロモーションを開始しました。この取り組みでは、万博のテーマに基づいた観光体験や日本各地のランドマークを現代水墨画アートとしてNFT化し、世界の旅行者に向けて発信します。公益社団法人2025年日本国際博覧会協会と連携して行われるこのプロジェクトは、万博を訪れる観光客や日本各地の観光地への誘客を目的としています。

このプロモーションでは、万博のサブテーマである「いのちを救う」、「いのちに力を与える」、「いのちをつなぐ」というメッセージを反映した観光体験が中心となります。対象地域は日本全国から10地域(北海道、東北、関東、中部・北陸、関西、山陰、瀬戸内、四国、九州、沖縄)で、各地域ごとに2種類ずつ、合計20種類の水墨画アートが制作されます。この水墨画アートはデジタル形式でNFT(非代替性トークン)として発行され、改ざんや他者への譲渡が不可能な特性を持つ新技術を活用しています。

旅行者は、JNTOが特設するウェブサイトを通じて、掛け軸に描かれる水墨画を鑑賞しながら日本各地を巡るような体験を楽しむことができます。その後、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が提供する「EXPO2025デジタルウォレット」のWebブラウザ版を利用することで、これらのNFTアートを無償で取得可能です。この「デジタルウォレット」は万博関連の様々なサービスや情報を提供するアプリであり、NFTアートの収集を通じて万博や日本各地への関心を深めることが期待されています。

NFTは、一般的に改ざんや譲渡が不可能な特性を持つため、万博来場の「参加証明」としての活用も視野に入れられています。本プロジェクトを通じて、万博を契機に日本の魅力が世界中に発信されるだけでなく、日本の地方に足を運ぶ旅行者の増加が見込まれています。

今回の取り組みは、技術革新と伝統文化を組み合わせた新たな形で日本の魅力を伝えるプロジェクトとして注目されており、万博がもたらす可能性をさらに広げるものとなるでしょう。

⇒ 詳しくは日本政府観光局のWEBサイトへ

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