2024年12月29日
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2025年1月に月が金星と土星に接近!夕方の星空で見られる美しい天体ショーの詳細
月が金星、土星に接近(2025年1月)(国立天文台)
2025年1月、宵の明星と呼ばれる金星と土星、そして月が織りなす美しい天体ショーが観察されます。この現象は1月3日から5日にかけて、夕方の南西の空で確認できます。金星は他の星々に比べて非常に明るく目立ち、土星もやや暗いものの星座の中で輝きを放っています。この2つの天体に、細い月が接近する様子が3日間続けて楽しめます。
まず、1月3日には月が金星のやや下側に位置し、2つの明るい天体が近接して見える特別な光景が広がります。翌4日には、月が金星と土星の間に入り、3つの天体がほどよいバランスで並ぶ姿が観察されます。この日が最も印象的な配置となるでしょう。そして、5日には月が土星の上側へ移動し、金星、土星、月の3者が異なる配置で輝きを放ちます。
これらの観察を通じて、月が毎日どれほど大きく移動するかを実感できる絶好の機会です。特に、毎日同じ時間に観察や撮影を行い、位置関係の変化を記録すると、天体の動きのダイナミズムをより深く理解できます。また、この期間は月が細いため、明るい金星や土星とのコントラストが際立ち、観察しやすいのも特徴です。
さらに、詳細な星空の様子を調べるには、国立天文台の「今日のほしぞら」などのウェブサイトを活用するのがおすすめです。東京などの代表的な都市の星空情報を簡単に確認できるため、観察計画の参考になります。
この3日間にわたる天体ショーは、星空ファンのみならず、初心者にも楽しめる貴重なイベントです。晴れた夜には南西の空を見上げ、この美しい光景をぜひ目に焼き付けてみてください。