2024年12月23日
労務・人事ニュース
2025年1月14日、広島で開催される不動産特定共同事業セミナー、空き家・空き店舗活用の新たなチャンスを探る!定員30名、無料で参加可能
不動産特定共同事業を始めよう! ~広島市で専門家との交流会&相談会を開催します~(国交省)
令和6年12月12日、不動産・建設経済局不動産市場整備課より、地域における不動産特定共同事業の推進を目的とした専門家交流会および相談会が広島市で開催されることが発表されました。不動産特定共同事業は、空き家や空き店舗といった遊休不動産の活用により、地域社会が直面する課題解決を目指す取り組みとして近年注目されています。この事業は投資家から資金を募り、不動産を介した新たな価値創出を目指すもので、地域活性化の一助として高い可能性を秘めています。
今回の交流会および相談会は、「不動産特定共同事業を始めよう!」をテーマに掲げ、2025年1月14日(火)に広島駅北口の「TKPガーデンシティPREMIUM」で開催されます。会場は広島駅から徒歩5分という便利な立地にあり、地域の関心を持つ事業者や専門家が一堂に会する機会となるでしょう。当日は基調講演やパネルディスカッションが予定されており、これらの内容はオンライン配信でも視聴可能となっています。
基調講演では、不動産特定共同事業を実施している先行事業者から、実践的な体験談が紹介されます。具体的な成功事例や事業展開のノウハウが共有される予定で、これから事業を始めたいと考える参加者にとって貴重な知見が得られる場となるでしょう。また、行政書士や金融機関(例:株式会社広島銀行)も登壇し、許認可手続きや資金調達といった実務的な内容についてのディスカッションも行われます。これにより、参加者は事業開始に向けた具体的なプロセスについて理解を深めることが期待されています。
このイベントの対象者には、不動産特定共同事業を実施したいと考える事業者や、許認可申請や資金調達の相談を希望する方々、さらには専門家とのネットワーキングを希望する方々が含まれています。これらの参加者に向け、イベントは無料で提供され、定員30名の限定イベントとして開催される予定です。なお、参加希望者は1月9日(木)までに専用の申し込みフォームを通じて登録する必要があります。応募が多数の場合、人数調整が行われることもあります。
本イベントでは、不動産特定共同事業に関する最新情報が共有されるだけでなく、参加者同士や専門家との交流を通じて、具体的な事業計画の形成や実現可能性を高めることが期待されています。また、事業を推進する上で直面する課題やリスクについても意見交換が行われる予定で、より多角的な視点から事業の魅力と可能性を再確認する場となるでしょう。
この取り組みは、全国的な課題である空き家問題や地域経済の停滞に対する有効なソリューションとして位置付けられています。不動産特定共同事業を通じて、地域の魅力を発信し、投資家と地域コミュニティが共存共栄する新たなビジネスモデルの確立が期待されています。事業開始に向けた初動として、広島市で開催される今回のイベントは、関心を持つ事業者にとって大きな一歩となるでしょう。
不動産特定共同事業に興味を持つ方々には、この機会を活用して、専門家や同じ志を持つ事業者と意見交換を行い、新たな事業の可能性を探ることをお勧めします。今後の地域経済や不動産市場の未来を担う一員として、積極的に参加してみてはいかがでしょうか。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ