2024年11月30日
労務・人事ニュース
2025年3月30日開始 福岡空港国際線旅客取扱施設利用料2,539円
福岡国際空港(株)の旅客取扱施設利用料の上限認可について(国交省)
福岡国際空港株式会社が申請していた旅客取扱施設利用料の上限設定について、本日、空港法に基づき正式に認可されました。この料金は、旅客ターミナルビルの利用対価として航空旅客から徴収されるもので、国際線利用者を対象としています。以下、その詳細について説明します。
今回の認可により、福岡空港を利用する国際線の旅客に対する利用料が設定されました。料金は、大人の場合2,539円、小人の場合1,269円(いずれも消費税込み)となります。大人と小人の区分は、利用する航空券の種別によって判断され、2歳未満の幼児については無償となります。また、同一日内に異なる国際線への乗り継ぎを行う旅客については、大人1,269円、小人634円とする特例が設けられています。
この新しい料金体系は、2025年3月30日以降の発券および搭乗分から適用されます。利用料の徴収は航空券代金に含まれる形で行われ、航空運賃と一括して支払う仕組みです。このようにすることで、利用者の利便性を確保しつつ、公平かつ透明性のある運営が図られる見込みです。
今回の料金設定により、福岡空港の運営がより安定し、利用者にとって快適な空港サービスの提供が可能になることが期待されています。一方で、旅客負担の増加に伴う影響についても注視する必要があり、今後の運営や利用状況に合わせた適切な対応が求められるでしょう。福岡空港を利用する方は、新料金体系の導入に伴う詳細を事前に確認することをお勧めします。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ