2025年1月20日
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2025年4月25日、東の空に注目!月と金星、土星が織りなす美しい三角形の物語
夜明け前の空で月が金星、木星と近づく(2025年4月)(国立天文台)
2025年4月、夜明け前の空に美しい天体の配置が楽しめる絶好のチャンスが訪れます。4月25日の早朝、東の空低くで月、金星、そして土星が三角形を形成し、まるで困った顔のようなユニークな光景を見せてくれるでしょう。この珍しい配置は、天文ファンにとっても見逃せない一瞬となるはずです。
観察のベストタイミングは日の出の約1時間前、東京ではおおよそ午前4時30分から5時頃が最適です。この時間帯、空はまだ十分暗く、東の空に目を凝らすと金星の明るい輝きがひときわ目立ちます。そのすぐ近くに、月と土星が加わり、三角形を形作ります。この配置を観察する際は、東の地平線が開けた場所を選ぶのがポイントです。建物や木々が視界を遮らない場所なら、より鮮明にこの天体ショーを楽しむことができるでしょう。
また、視覚的な楽しみだけでなく、この「困り顔」のような三角形の形状に目を向けてみるのも面白いです。少し北側に顔を傾けてみると、金星と土星が目、月が口のように見えることで、その姿に親しみを感じられるかもしれません。
4月の星空は、季節の移り変わりを感じるにも最適な時期です。夜明け前のひんやりとした空気の中で、天体の配置が織りなす一瞬のドラマをぜひ楽しんでください。この貴重な機会を記録するために、スマートフォンやカメラを用意しておくのもおすすめです。ただし、空が明るくなるにつれ観察が難しくなるため、時間には十分注意してください。
特に初心者の方にとっても、明るい金星と月を頼りに観察を始めやすいイベントです。この美しい春の夜明け前の星空を、家族や友人と共有するのも素晴らしい体験になるでしょう。