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2025年3月9日

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2025年7月16日・17日、東京で月と土星が大接近!夜明け前の空で1等星の輝きを観察

月が土星と金星に接近(2025年7月)(国立天文台)

2025年7月の夜明け前、東京の空では月が土星と金星に接近し、美しい天体ショーを繰り広げます。日の出前の東から南の空には、ひときわ明るく輝く「明けの明星」金星が見え、その近くには土星も浮かびます。土星の明るさは1等級ほどですが、秋の星座が広がる領域にあるため、比較的見つけやすいでしょう。視界の開けた場所で空を見上げれば、この二つの惑星と月の共演を楽しむことができます。

7月16日と17日の明け方には、下弦の月よりも少しふくらんだ月が土星のそばに寄り添うように見えます。16日には月が土星の右側に位置し、翌17日には左側へと移動します。月の光に負けずに輝く土星の姿は、望遠鏡を使わずとも肉眼で十分に楽しめるほどの明るさです。土星は環を持つ美しい惑星として知られていますが、双眼鏡や小型の望遠鏡を使うことで、その特徴的な環を確認することができるかもしれません。夜明け前の静かな時間に、ゆっくりと観察してみるのもおすすめです。

さらに、7月22日には月と金星が大接近します。この日には、細くなった月がマイナス4等級という圧倒的な明るさを誇る金星のすぐそばに寄り添う光景が広がります。金星は「明けの明星」として知られ、地球の空に輝く天体の中でも特に明るい星の一つです。夜明け前の空が明るくなり始めるころ、東の低空でこの二つが並ぶ姿は非常に印象的で、多くの人の目を引くことでしょう。金星はその強い光を放ち、近くにある月をさらに際立たせる役割を果たします。視界の良い場所であれば、地平線付近にこの天体ショーを観察できる可能性が高まります。

7月の東京の星空は、夏の夜空ならではの魅力にあふれています。明け方の時間帯には、金星と土星に接近する月の姿を眺めることができるだけでなく、東の空にゆっくりと明るくなっていく夜明けの風景も楽しめます。特に、7月22日の金星と月の接近は、非常に明るい星と月が寄り添うため、肉眼でも簡単に見つけることができます。天候が良ければ、ぜひ早起きをしてこの貴重な瞬間を目に焼き付けてみてはいかがでしょうか。

⇒ 詳しくは大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台のWEBサイトへ