2025年3月10日
労務・人事ニュース
2025年8月19日、水星が西方最大離角!8月17日~24日、東京で日の出30分前に高度10度以上で観察可能
- 一般病院の看護師/日勤常勤
最終更新: 2025年3月25日 23:00
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最終更新: 2025年3月25日 22:36
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水星が西方最大離角(2025年8月)(国立天文台)
2025年8月19日、水星が西方最大離角を迎えます。水星は太陽系で最も内側を公転する惑星であり、その見かけの位置が太陽から大きく離れることはありません。そのため、地球上から水星を観察できるチャンスは限られ、特に「最大離角」の前後が見つけやすい時期となります。今回の西方最大離角では、東京では8月17日から24日にかけて、日の出30分前の水星の高度が10度を超え、比較的観察しやすくなります。
8月いっぱいは水星の明るさがマイナス1等級ほどあり、日の出30分前の高度が10度を下回った後でも、見つけることができるかもしれません。ただし、水星は太陽のすぐそばを移動するため、夜明け前の明るい空の中で肉眼で見つけるのは簡単ではありません。双眼鏡を使うと、より見つけやすくなるでしょう。しかし、双眼鏡を使用する際は、安全のために太陽が昇る前には観察を終えるようにしてください。
水星が観察できる8月の夜明け前の空では、水星よりも高い位置に明るい金星が輝いています。金星はマイナス3.9等級と非常に明るく、夜明け前の空でもはっきりと見ることができます。さらにその上には、マイナス1.9等級の木星も位置しており、水星とあわせて3つの惑星が並ぶ光景を楽しむことができます。水星を探しながら、金星や木星の輝きにも注目すると、より充実した観察ができるでしょう。
水星を観察する際には、視界が開けた場所を選ぶことが重要です。山や高い建物に囲まれた場所では、低い空にある水星を見つけるのが難しくなります。できるだけ東の空が広く開けている場所を選び、雲が少なく晴れている日に観察すると良いでしょう。特に日の出が近づくと空がどんどん明るくなり、水星の姿が見えにくくなってしまうため、早めの時間に観察を開始するのがポイントです。
水星の観察は難易度が高いといわれますが、その分、見つけられたときの喜びもひとしおです。今回は8月17日から24日までが特に観察しやすい期間となるため、この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。夜明け前の東の空で、金星や木星とともに輝く水星の姿を見つけることで、より一層天体観測の楽しさを感じられるでしょう。