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2025年1月5日

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3月8日に東方最大離角を迎える水星 東京での観察に最適な時間帯と観測条件の詳細解説

水星が東方最大離角(2025年3月)(国立天文台)

2025年3月、日の入り後の西の空では、水星を観察する絶好のチャンスが訪れます。特に3月8日には水星が東方最大離角を迎え、日の入り直後の時間帯にその姿を確認しやすくなります。この天文現象は、水星が太陽から最も離れて見えるタイミングで発生します。

東京では3月4日から12日の間、日の入り30分後の西の空で水星の高度が10度を超え、観察に適した条件が整います。この期間中、水星は西の低空に見えるため、観察する際には視界が開けた場所を選ぶことが重要です。天候が良ければ、この小さな惑星を肉眼でも確認できるでしょう。

また、水星を見つける際のポイントとして、金星を目印にすることがおすすめです。この期間、金星は水星よりも明るく、少し高い位置に輝いています。まず金星を探し、その近くにある水星を観察すると良いでしょう。

観察にあたっては、いくつかの注意点があります。水星は夕焼けが残る明るい空に溶け込みやすいため、双眼鏡を活用すると見つけやすくなります。ただし、太陽が沈む前に双眼鏡を使うと目を傷める危険があるため、太陽が完全に沈んだ後に観察を始めてください。また、空気の透明度が低い日や低空に雲がかかっている場合、水星の観察は難しくなるため、天気予報も確認しておくと良いでしょう。

さらに詳しい観察情報や各地の具体的な天体の位置を知りたい場合は、国立天文台暦計算室のウェブサイトが便利です。「こよみの計算」や「暦象年表」では、各地での惑星の出入り時刻を調べることができます。また、「今日のほしぞら」では、代表的な都市での星空の様子を手軽に確認することが可能です。

この貴重な観測の機会を逃さず、晴れた夕方に西の空を見上げてみてはいかがでしょうか。金星を目印にすることで、きっとその姿を確認できるはずです。

⇒ 詳しくは大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台のWEBサイトへ

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