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2024年6月15日

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6月1日から30日まで外国人雇用啓発月間、適正な労働環境整備を推進

6月は「外国人雇用啓発月間」です(厚労省)

厚生労働省は、6月1日から6月30日までを「外国人雇用啓発月間」として、「ともに創ろう、みんなが働きやすい職場 ~外国人雇用はルールを守って適正に~」を今年の標語に掲げ、適正な外国人雇用に関する啓発活動を実施します。

現在、外国人労働者の多くが派遣や請負といった不安定な雇用形態で働いており、労働・社会保険関係法令が遵守されていない事例も見受けられます。このような状況を改善するため、政府は外国人材の受け入れと共生のための対策を推進しています。

この期間中、厚生労働省は事業主団体の協力を得て、事業主に対し、外国人労働者の雇用や労働条件の適正な管理を啓発します。具体的には、ポスターやパンフレットの配布、事業主団体への協力要請、各種会合での周知活動、個々の事業主への指導などが行われます。また、技能実習生の受け入れ事業主に対しても、労働関係法令の遵守を徹底させるための周知・啓発・指導が行われます。

さらに、外国人雇用サービスセンターや新卒応援ハローワーク内の留学生コーナーなどで、外国人求職者への就職支援が行われていることを周知します。ハローワークコールセンターや多言語コンタクトセンターでは、多言語対応で職業相談ができることも広く伝えられます。

また、外国人労働者向け相談ダイヤルでは、13言語で労働条件などに関する相談を受け付けています。総合労働相談コーナーでも、多言語で職場のトラブルに関する相談が可能です。

このような取り組みを通じて、外国人労働者が適正な労働条件のもとで働ける環境を整えることが目指されています。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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