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2025年7月25日

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7月25日開催、3600円分のチケットが3000円で楽しめる氷見の食べ歩きイベント

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7月・9月・11月に3回開催、氷見の夜を楽しむグルメチケットが各回先着販売へ

富山県氷見市の中心市街地を舞台に、地域の飲食店を巡りながら食とまちの魅力を体感できるバル形式のイベント「夜のまちなかグル巡り」が、2025年7月25日に開催される。この催しは、氷見商工会議所が主催するもので、地域内での消費促進と商店街の活性化を目的とし、毎年実施されている人気企画である。今年度は、7月、9月、11月の計3回にわたって開催が予定されており、今回がその初回となる。

「夜のまちなかグル巡り」は、参加者が事前に購入するチケットとイベント用マップを手に、氷見市内の複数の飲食店を自由に巡りながら、当日限定のオリジナルメニューを味わうという内容。各店舗が提供するメニューは、このイベントのために用意された特別な一皿や一杯が中心で、地域の食文化を存分に堪能できる仕組みとなっている。普段訪れる機会の少ない店にも足を運ぶきっかけとなり、地元の飲食業にとっては新たな顧客との出会いの場としても期待されている。

今回販売されるチケットは、1冊に600円分の券が6枚綴られた合計3600円分の内容で、それを3000円で販売するという構成。つまり、実質600円分が割引となる仕組みだ。販売は7月14日から開始され、チケットは市内の公共施設や商業施設のほか、観光協会や参加店舗などでも購入が可能となっている。発行数には限りがあるため、例年は発売開始から間もなく完売となるケースもあり、早めの購入が推奨されている。

イベント当日は、夕方から夜にかけて市内各所の飲食店が参加店舗として営業を行い、各店でチケット1枚と引き換えに特別メニューを提供する。対象メニューは、ドリンクとおつまみのセットや、地元食材を使った一品料理、季節限定の創作メニューなど、店舗ごとの個性が反映されたラインナップが揃う。マップには各店舗の位置や営業時間、提供されるメニューの概要が掲載されており、参加者はそれを見ながら好みや興味に応じて自由にルートを組み立てることができる。

このようなスタイルのイベントは、食の魅力を通して地域の新しい側面を発見できる機会として人気が高い。特に氷見市は、海の幸に恵まれた土地柄であり、地元食材を活かした料理の評価も高いことから、観光客のみならず地元住民の参加も多い。主催者によると、過去の開催では1回あたり数百人規模の来場者を記録しており、地域の飲食店や関連事業者にとっても売上増やリピーター獲得のきっかけとなっている。

また、イベントによって得られる経済的波及効果は、単なる飲食費にとどまらず、地元商店街の回遊性向上や周辺施設の利用促進にも寄与している。実際にこのイベントをきっかけに、気に入った店を後日訪れる人も多く、地域内での消費循環が生まれている点も見逃せない。さらに、飲食を軸としたまち歩きイベントであることから、参加者同士の交流も自然に生まれやすく、まち全体に温かい雰囲気が広がる。

今年度は、7月の開催に加え、9月26日と11月28日にも同様の企画が予定されている。季節ごとに異なる食材やメニューが登場するため、毎回参加することで新たな発見や楽しみ方がある。また、回を重ねるごとに参加店舗の工夫や企画力も進化しており、食を通じたまちづくりの取り組みとしても継続性と創造性を兼ね備えていることが評価されている。

氷見商工会議所では、地域経済の基盤である小規模事業者の活性化を目的として、こうしたイベントを通じて地元飲食店と市民、観光客との接点を増やす努力を続けている。今後も市内各所での消費機会の創出を図るとともに、地域のブランド力を高める施策の一環として、さまざまな分野と連携したイベントを検討しているという。地域資源を活かし、来訪者に「また来たい」と感じてもらえるまちを目指すこのような取り組みは、他地域にも波及するモデルケースとなる可能性を秘めている。

⇒ 詳しくは氷見商工会議所のWEBサイトへ

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