2025年3月29日
労務・人事ニュース
「一村一品マーケット」関西国際空港店がリニューアルオープン、途上国の特産品を世界へ発信
- 「時短勤務可」/准看護師・正看護師/介護施設/駅から近くて通いやすい
最終更新: 2025年5月1日 22:32
- 「駅チカ」/准看護師/介護施設/夜勤なし
最終更新: 2025年5月1日 22:32
- 「夜勤なし」/正看護師/介護施設/残業ありません
最終更新: 2025年5月1日 22:32
- 「車通勤OK」/正看護師/介護施設/研修が充実で安心
最終更新: 2025年5月1日 22:32
「一村一品マーケット」関西国際空港店がリニューアルオープン ―アジア・アフリカ・大洋州をはじめとする開発途上国の特産品を広く紹介―(JETRO)
ジェトロ(日本貿易振興機構)は、2025年3月18日(火)に「一村一品マーケット」関西国際空港店をリニューアルオープンする。このマーケットは、アジア・アフリカ・大洋州など開発途上国の特産品を紹介し、その地域のものづくりを世界市場で展開できるよう支援することを目的としたプロジェクトの一環である。リニューアルオープン後は、アクセサリー・小物、ハンディクラフト、加工食品といった各国の特産品を展示・販売し、作り手の想いや伝統文化をより多くの人々に届ける。
「一村一品マーケット」は、経済産業省とジェトロが推進する「一村一品運動」の取り組みのひとつであり、開発途上国の自立的かつ持続可能な経済発展を促進することを目的としている。これまで、成田国際空港店やオンラインショップでも展開され、世界各国の手仕事の魅力を日本の消費者に伝えてきた。
関西国際空港店は、空港の大規模リノベーション工事に伴い一時休業していたが、工事の完了を受け、3月18日より再開する。関西国際空港は、日本の主要な国際空港のひとつであり、訪日外国人(インバウンド)の増加に伴い、空港利用者数も回復傾向にある。また、4月には「2025年大阪・関西万博(EXPO2025)」が開幕するため、さらに多くの訪日客が関西を訪れることが予想される。そうした中で、開発途上国の魅力的な特産品を、関西国際空港を利用する旅行者やビジネスマン、訪日外国人に広く紹介することを目的としている。
リニューアルオープンする「一村一品マーケット」関西国際空港店では、開発途上国の特産品を通じて、その地域の文化や伝統、職人の技術を伝えることに重点を置く。店内には、現地の職人が丹精込めて作り上げたアクセサリーやバッグ、手織りの布製品、オーガニック食品、スパイスなどが並び、それぞれの製品が持つストーリーを知ることができる。また、持続可能な生産体制を支援するため、フェアトレードの理念に基づいた商品も多く取り揃えられている。
ジェトロは、「一村一品マーケット」を通じて、開発途上国の経済自立を支援するだけでなく、日本の消費者にとっても新たな価値ある商品を提供する場としたい考えだ。これまでにも、バングラデシュの手織り布、ネパールのフェルト雑貨、ウガンダのコーヒー、パプアニューギニアのハンドメイドアクセサリーなど、各国の伝統技術を生かした製品を取り扱ってきた。今回のリニューアルでは、さらに品揃えを充実させ、より多くの国と地域の特産品を紹介する予定である。
空港という立地を活かし、関西国際空港を利用する旅行者やビジネスパーソンにとって、世界の多様な文化や工芸品に触れる機会を提供することが期待されている。特に、海外旅行の出発前や帰国時に、開発途上国の魅力的な商品を手に取ることで、旅の思い出や新たな発見につながるだろう。また、日本人だけでなく、訪日外国人観光客にとっても、日本の国際協力の取り組みを知る貴重な場となる。
「一村一品マーケット」関西国際空港店のオープン時間は、毎日6時30分から22時30分まで(定休日なし)。場所は、関西国際空港第1ターミナルビル4階(大阪府泉佐野市泉州空港北1)で、出発ロビーに隣接しており、空港利用者が気軽に立ち寄れる環境が整っている。空港を利用する際には、ぜひ訪れてみてほしい。
このプロジェクトは、今後も継続的に開発途上国の特産品を日本市場へと紹介し、現地の生産者の支援を続けていく予定である。フェアトレード商品の拡充や、各国の職人とのコラボレーション企画など、新たな試みも進められている。今後の展開にも注目が集まる。
⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ