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2025年3月29日

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春のダム巡りが人気上昇、水資源の魅力と地域の文化を体感する旅へ

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“ダムを見に行こう 春号2025” ~春を探しにダムに出かけてみませんか~(国交省)

令和7年3月13日、国土交通省水管理・国土保全局治水課は、「ダムを見に行こう 春号2025」をリリースした。この冊子では、春の訪れを感じることができる全国のダムを紹介するとともに、ダム周辺で開催されるイベント情報を掲載している。春の温かな日差しの下、ダムの雄大な景色を楽しみながら、地域の文化や自然を満喫することを目的としている。

今回の特集では、秋田県の成瀬ダム、新潟県の三国川ダム、広島県の温井ダム、栃木県の川俣ダム、岐阜県の小里川ダム、京都府の大野ダムの6つのダムが選ばれている。これらのダムは、それぞれ独自の特徴を持ち、地域の観光資源としても重要な役割を果たしている。特に、春には周辺の自然が色鮮やかに変化し、訪れる人々に四季の美しさを伝えてくれる。

成瀬ダムでは、春から秋にかけてアドベンチャーバスツアーが開催される。ダム工事現場内をバスで走行し、巨大な堤体を下から見上げることができる。また、休工期間中には、工事に使用される重機を間近で見学することができるため、ダム建設の迫力を体感できる貴重な機会となっている。秋田県の山間部に位置するこのダムは、まだ建設中であり、将来的には水資源の確保や治水対策としての役割を果たす予定だ。

三国川ダムでは、新緑の中を歩く「新緑ウォーク」が開催される。参加者は、ダムの越流する迫力ある水の流れを間近で見ながら、春の新緑に包まれた遊歩道を散策することができる。歩いた後には、地元の特産品を使用した「三国川ダムカレー」の食べ放題が用意されており、訪れた人々の楽しみの一つとなっている。新潟県南魚沼市に位置するこのダムは、地域の観光資源としても注目されており、豊かな水を湛えた美しい湖面が特徴だ。

温井ダムでは、日本で2番目の高さを誇るアーチ式ダムの水位低下放流が春に行われる予定だ。この時期には、ダムの管理用階段である「しわい階段」が開放され、訪問者はダムの内部を見学することができる。広島県の山間部に位置するこのダムは、水力発電や農業用水の供給に貢献しており、その壮大なスケールが多くのダム愛好家に人気を集めている。

川俣ダムでは、春の訪れとともに遊歩道が開放される予定だ。このダムは、栃木県日光市に位置し、周囲の豊かな自然と調和した美しい景観が魅力となっている。鬼怒川流域の治水対策の一環として建設されたダムであり、観光地としてのポテンシャルも高い。春には桜が咲き誇り、訪れる人々を迎えてくれる。

岐阜県の小里川ダムでは、地元の道の駅「おばあちゃん市・山岡」と連携したイベントが予定されている。道の駅では、地元の農産物や特産品が販売されるほか、新緑の季節にはウォーキングイベントが開催される。ダムの美しい湖面を背景に、健康的な運動を楽しむことができる。

大野ダムでは、春の桜祭りが開催される予定だ。京都府南丹市に位置するこのダムは、桜の名所として知られており、春になると約1000本の桜が満開となる。桜並木の下で散策を楽しむことができるほか、地元の特産品が並ぶ屋台も登場する予定だ。訪問者は、ダムと桜の絶景を同時に楽しむことができる貴重な機会となる。

このように、「ダムを見に行こう 春号2025」では、全国各地のダムを訪れる楽しみを提供している。ダムは単なる水資源の管理施設ではなく、観光地としての価値も高く、地域の魅力を発信する拠点としても機能している。特に、春は自然が目覚める季節であり、ダム周辺の風景が色鮮やかに変化するため、訪れる人々にとって特別な体験を提供してくれる。

また、ダムツーリズムの推進により、地域経済の活性化も期待されている。観光客がダムを訪れることで、周辺の宿泊施設や飲食店への需要が高まり、地域の産業振興につながる。さらに、ダムに関する学びの場としても活用されており、訪問者は水資源の管理や防災の重要性について理解を深めることができる。

国土交通省は、今後も「ダムを見に行こう」シリーズを継続し、四季折々のダムの魅力を発信していく方針を示している。これまでの「ダムを見に行こう」は2013年から発行されており、各地のダムの魅力やイベント情報を提供してきた。今後も、多くの人々がダムを訪れ、その魅力を体感できるよう、情報発信を強化していく予定だ。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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