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2025年3月26日

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昭和館の特別企画展で約600点の木版画を公開!

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昭和館で特別企画展を3月15日から開催します(厚労省)

東京都千代田区九段にある昭和館では、令和7年3月15日から5月11日まで、特別企画展「版画家が刻んだ昭和の彩り-館蔵版画集を中心に-」が開催される。この展示会では、昭和館が所蔵する約600点の木版画の中から、昭和の街並みや歴史を刻んだ貴重な作品を紹介する。特に注目されるのは、関東大震災後の復興を描いた『新東京百景』や、大阪の空襲被害を回顧した赤松麟作の『大阪三十六景』など、時代の移り変わりを描いた作品群である。

昭和館は、戦中・戦後の国民が経験した労苦を後世に伝えるために設立された国立施設であり、今回の企画展もその趣旨に基づくものとなっている。昭和の時代に生きた版画家たちは、木版画という技法を用いて、都市の変遷や人々の暮らしを記録してきた。その作品には、戦後の復興や庶民の営み、都市の賑わいなどが色濃く刻まれており、日本の歴史を視覚的に体感できる貴重な資料といえる。

今回の企画展では、昭和の時代の風景を描いた作品を中心に、版画という芸術表現がどのように時代の変化を伝えてきたかが紹介される。戦争や震災の爪痕が残る都市の風景を描いた作品からは、困難を乗り越えてきた人々の生活が浮かび上がる。また、都市の発展とともに描かれた繁栄の光景は、当時の人々の希望や活力を感じさせるものとなっている。

会場は昭和館3階の特別企画展会場で、地下鉄「九段下」駅から徒歩1分というアクセスの良さも特徴である。開館時間は10時から17時30分まで(入館は17時まで)、毎週月曜日が休館日だが、4月28日と5月5日は開館し、代わりに5月7日が休館となる。入場は無料で、常設展示室のみ高校生以上が有料となっている。

また、企画展の開催に先立ち、3月14日には報道関係者向けの内覧会が実施される。希望する報道関係者は、当日15時から17時の間に昭和館3階の特別企画展会場に直接訪れることで、担当者の説明を受けることができる。

昭和の時代を象徴する貴重な木版画を通じて、日本の歴史や文化の変遷を深く理解する機会となるこの企画展は、歴史や美術に関心のある人々にとって見逃せない展示となるだろう。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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