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2025年4月28日

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第34回みどりの感謝祭、5月10日・11日に高尾599ミュージアムで開催

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第34回 森と花の祭典-「みどりの感謝祭」を開催(林野庁)

令和7年5月、自然への感謝と共生をテーマにした一大イベント「みどりの感謝祭」が開催されます。これは、国民の緑に対する関心を高め、森林や樹木、草花などがもたらす恵みに改めて感謝することを目的としたもので、農林水産省と林野庁をはじめとする6つの主催団体によって行われる恒例の行事です。今年で第34回を迎えるこの祭典は、毎年「みどりの月間」に合わせて実施されており、持続可能な社会づくりや地球温暖化の防止、さらには次世代への環境教育にも寄与しています。

今回の「みどりの感謝祭」は、5月10日と11日の2日間にわたって開催され、多くの市民が自然とふれあえる内容となっています。初日には、緑や森林の保全に顕著な功績を残した個人や団体に贈られる「みどりの文化賞」の授賞式が行われます。この式典は11時から約30分間、関係者を中心に実施されるもので、環境活動や地域貢献の象徴的な場として位置づけられています。また、苗木や花の贈呈も行われ、地域の緑化活動を実際に推進している方々への敬意が表されます。

同日から一般向けには「みどりとふれあうフェスティバル」が開催され、八王子市の高尾599ミュージアムがその舞台となります。ここでは、来場者が自然と直接ふれあえる体験型の展示やワークショップが多数用意されており、11時から16時30分までの開催時間内で自由に参加できます。翌日の5月11日も11時から16時まで開かれており、週末の外出先として家族連れにも人気が集まりそうです。参加費は無料ですが、一部体験ではキットなどの実費がかかる場合があります。自然と遊びながら学べる貴重な機会として、多くの人々に開かれたイベントとなっています。

さらに、林野庁では同時期に特別企画として「サザエさん一家の”もりのわ”話 吹き出しコンテスト」を実施します。これは、国民的キャラクターであるサザエさんを通じて森林資源の循環利用の大切さを伝えるもので、4月10日から募集が始まりました。参加者は、長谷川町子原作の4コマ漫画「サザエさん」の空白の吹き出しに、森林に関するオリジナルのセリフを考えて応募することができます。子どもから大人まで誰でも参加できるため、森林について楽しく学ぶきっかけとなりそうです。

このような複合的な取り組みが行われる「みどりの感謝祭」は、国や自治体、関連団体、そしてメディアまでが連携しながら自然環境の保全意識を高めるために継続されている重要な行事です。主催には農林水産省、林野庁、東京都、公益社団法人国土緑化推進機構、一般財団法人日本緑化センター、一般財団法人日本森林林業振興会、公益財団法人東京都農林水産振興財団東京緑化推進委員会が名を連ね、後援には文部科学省、国土交通省、環境省などの国の機関のほか、NHKや日本民間放送連盟、日本新聞協会といった報道機関も参加しています。地域では八王子市と同市教育委員会も後援として協力しており、全国規模での関心を集めるイベントとなっています。

現代社会では都市化やライフスタイルの変化により、自然との距離が広がりつつあります。その中で、森林や緑との関係を再確認する機会はますます重要です。「みどりの感謝祭」は、緑が持つ癒やしや教育的な価値に触れ、持続可能な未来に向けた一歩を踏み出すための貴重な場として、多くの企業や教育関係者、家族連れなどにとっても有意義な時間となるでしょう。特に企業の採用担当者にとっては、社員の福利厚生やCSR活動の一環としてこうしたイベントへの参加や協賛を検討することで、企業の環境意識や社会貢献への姿勢を社外にアピールする良い機会にもなります。

⇒ 詳しくは林野庁のWEBサイトへ

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