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2025年5月22日

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令和7年 鶴田町がりんご農家の防除資材費を助成、モモシンクイガ対策でコンフューザーRが対象【11月28日締切】

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令和7年 鶴田町りんごモモシンクイガ特別防除対策事業

青森県鶴田町では、輸出りんごの品質保持と生産体制の安定化を目的に、モモシンクイガの発生を抑制するための特別防除対策事業を令和7年度も実施します。この事業では、害虫による被害が特に深刻とされるモモシンクイガの防除に効果的な資材「コンフューザーR」の購入費用について、対象となるりんご生産者に対して助成が行われます。

この補助制度の対象となるのは、青森県が実施するモモシンクイガ特別防除対策事業に申請済みで、鶴田町に住所を有しているりんご生産者、農地所有適格法人、あるいは共同防除組合等の生産者組織です。なお、他市町村でりんごを栽培している方も助成対象に含まれる場合がありますが、詳細は農業振興課に事前に相談することが推奨されています。

助成の対象資材は「令和7年に設置するコンフューザーR」に限定されており、助成額は資材購入に要する経費の4分の1以内(税抜)で、かつ生産者の経営面積に応じた合計額が上限となります。助成対象面積は農地基本台帳に登録されている果樹面積を基準としており、計算は5アール(5畝)単位で行われます。例えば、設置面積が27アールの場合、助成対象面積は切り捨ての25アールとなるため、その範囲内で助成額が算出される仕組みです。

申請受付期間は令和7年11月28日(金)までで、受付は平日のみ午前9時から12時、午後1時から4時までの時間帯に限られます。受付場所は鶴田町役場2階の農業振興課で行われ、申請にはコンフューザーRの納品書や領収書、補助金の振込先口座が確認できる通帳、印鑑のほか、防除組合等に所属している方は組合員の構成や散布面積の内訳がわかる資料も必要です。

なお、つがるにしきた農協および弘果物流からのみ購入した場合については、販売業者が代理で申請を行うため、生産者自身による申請は不要とされています。しかし、他の販売業者からの購入や、複数の業者から資材を購入した場合は、個別に申請する必要があるため注意が必要です。

モモシンクイガは果実の外観や品質に大きな影響を与える害虫であり、特に海外輸出用のりんごにとってはその防除が極めて重要です。鶴田町ではこの補助金制度を通じて、地域全体での防除体制の強化と、生産者の経済的負担の軽減を目指しています。適切なタイミングでの申請と計画的な資材の設置により、高品質なりんごの安定生産と国際競争力の維持が期待されます。

生産者の皆様は、期日までに忘れず申請手続きを行うとともに、制度の適用範囲や必要書類について不明な点がある場合には、早めに農業振興課へ相談することが大切です。町としても、持続可能な農業経営の支援を積極的に行っており、こうした制度を最大限活用することが地域全体の農業の発展につながると言えるでしょう。

⇒ 詳しくは鶴田町のWEBサイトへ

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