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2025年5月18日

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外国人留学生2,462名が参加、ジェトロオンライン説明会2025年も140社規模で開催決定

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国内最大級の外国人留学生向け採用イベント「ジェトロオンライン合同企業説明会」を2025年度も開催します(JETRO)

日本貿易振興機構(ジェトロ)は、2025年度も外国人留学生や海外人材との採用マッチングを目的とした国内最大級の採用イベント「ジェトロオンライン合同企業説明会」を開催します。この説明会は、高度外国人材の活用を通じて企業のグローバル展開やイノベーション創出を後押しすることを目的としており、2020年度の開始以来、多くの企業と外国人求職者の出会いの場を提供してきました。これまでの累計参加者数や企業数の実績からも、その効果と期待度の高さがうかがえるイベントです。

2025年度の開催は2回を予定しており、第一回は「ジェトロオンライン合同企業説明会 2025 秋」として10月20日から24日にライブ配信を行い、10月28日から11月11日まではアーカイブ配信が実施されます。この秋開催には約140社の参加が予定されており、使用言語は日本語です。対象となるのは、ジェトロが提供する「高度外国人材活躍推進コーディネーターによる伴走型支援」に採択された企業であり、外国人留学生や日本での就職を希望する高度外国人材との確実な接点を持つことができます。

続く第二回「ジェトロオンライン合同企業説明会 2026 冬」は、2026年1月26日から28日にかけてライブ配信が行われ、アーカイブ配信は1月30日から2月13日まで実施される予定です。こちらは日本語と英語の両言語に対応しており、約40社の参加を予定しています。この回では、上記の伴走型支援に加えて、「海外からの直接採用を目指す企業向け伴走型支援 Global Challenge Course」に採択された企業も対象となっており、国内外を問わず多様な採用活動に取り組む企業にとっては貴重な機会となります。

過去の実績に目を向けると、2024年秋の説明会では146社が参加し、2,462名の外国人登録者がエントリー。2025年冬の回では95社が出展し、1,924名が参加登録しています。これらの数字は、日本企業と外国人求職者との間に強いニーズが存在していることを物語っており、本イベントがその橋渡しとしての役割をしっかりと果たしている証拠といえます。

さらに、この合同企業説明会はただの採用イベントではなく、ジェトロの伴走型支援を受けた企業のみが参加できるため、事前に支援プログラムを通して採用体制を整えた企業ばかりが集まる点が特徴です。採用計画の策定から受け入れ体制の整備、さらには定着支援に至るまでを、ジェトロの専門コーディネーターが無料で支援してくれるこの仕組みは、特に初めて外国人材の採用に取り組む中小企業にとって大きな安心材料となっています。

「Global Challenge Course」においては、海外からの直接採用を前提とした支援が受けられ、英語を主体とする国際的な求職者層とのマッチングが可能です。こちらも無料での支援提供となっており、審査を通過すれば、日本に限らない人材採用の可能性を開く扉となるでしょう。海外展開を本格化させたい企業や、社内の多様性を推進したい企業にとって、絶好の機会といえます。

企業がこのようなイベントに参加するメリットは、採用活動そのものにとどまりません。日本での就業を希望する外国人材に向けた企業ブランディング、インターナショナルな企業文化の発信、そして未来のグローバルリーダー候補との早期接点の確保など、長期的な人材戦略の観点からも価値ある場となります。また、配信内容はアーカイブとして一定期間保存されるため、ライブ配信を見逃した求職者にもリーチが可能で、持続的な認知拡大にも寄与します。

参加を希望する企業は、まずジェトロの「高度外国人材活躍推進コーディネーターによる伴走型支援」または「Global Challenge Course」への申込みと審査を通過する必要があります。審査の結果によって説明会への参加が可能になるため、早めの準備と申請が重要です。採用方針に外国人材を組み込むことで、今後の事業展開におけるグローバル対応力を高めたいと考えている企業にとっては、まさにタイミングを逃さずに動くべきチャンスと言えるでしょう。

⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ

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