2025年6月5日
労務・人事ニュース
令和7年 福井県が最大25万円支援、首都圏向け農林水産品出荷促進の物流改革が対象
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介護職員福岡市東区/福岡県/JR香椎線/土井駅
最終更新: 2025年7月4日 12:35
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介護職員/JR筑肥線/今宿駅/福岡県/福岡市西区
最終更新: 2025年7月4日 12:35
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介護職員/福岡市城南区/福岡県/福岡市営地下鉄七隈線/茶山駅からバス:天神方面より12番乗車「田島」より徒歩約15分
最終更新: 2025年7月4日 12:35
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IT事務/月収例29.5万/土日祝休み/未経験から手に職/残業月10h以内/リモートあり
最終更新: 2025年7月3日 21:02
令和7年 福井県農林水産物等の首都圏等への出荷機会の促進に取り組む活動を支援します!(福井県農林水産物等の物流効率化等促進チャレンジ事業補助金)
福井県は令和7年度において、農林水産物の首都圏などへの出荷機会を拡大することを目的に、「福井県農林水産物等の物流効率化等促進チャレンジ事業補助金」を実施します。この補助制度は、2024年3月に敦賀まで延伸された北陸新幹線の開業効果を最大限に活用し、県内の農林漁業者や流通業者が県産品の販路を拡大するための具体的な取り組みを後押しするものです。
対象となるのは、農林漁業者で3経営体以上による団体や農協、漁協、農業法人、県内の食品流通業者、また県外で福井県産品の販路拡大に取り組む販売事業者など、本事業の目的を理解し、適切に実施できると認められる法人や団体です。補助の内容は、物流や商流の改善に関する取り組みに対し、経費の2分の1を上限として支援され、補助金額の上限は1件あたり25万円となっています。
支援対象となる事業内容は多岐にわたります。たとえば、従来の商慣行の見直しに着手することで効率化を図る取り組みや、複数の事業者が連携しながら流通体制を再構築するような計画、新たな物流手法を導入して鮮度や配送スピードを改善しながら販路を拡大するような挑戦が含まれます。これにより、「美食福井」としてブランディングが進む県産品24品目の中でも、特に首都圏での流通量の増加や知名度向上が見込まれる商品が重点的に支援されます。
「美食福井」食材としては、いちほまれや若狭ぐじ、越前がれい、越前がになどの海産物に加え、若狭牛や福地鶏、ふくいポークなどの畜産品、さらには越のルビーや上庄さといも、三里浜三年子らっきょうなどの農産物が名を連ねており、これらの品目を取り扱う事業者が持続的な取引体制を構築できるよう、今回の支援策が大きな役割を果たすことが期待されています。
補助金の申請には、まず応募申請書および事業実施計画書、そして連携事業者に関する情報を記載した書類を福井県農林水産部流通販売課へ提出する必要があります。その後、県の審査を経て交付決定がなされ、事業を実施、完了後には実績報告書を含む一連の書類提出と完了検査を経て、補助金が支払われます。事業の募集期間は令和7年4月から12月31日までであり、予算の範囲内で受付順に対応されるため、早期の申請が推奨されます。
この事業は一過性の支援ではなく、事業終了後も取り組みが継続的に実施されることが求められており、県としても支援を通じて県産品の持続的なブランド価値向上を狙っています。特に輸送方法や配送網の最適化により、今後ますます注目される首都圏市場での競争力を高め、福井県産品の認知拡大と収益力の強化につながることが期待されています。
事業者は自社の物流体制や販売戦略を見直す好機と捉え、積極的にチャレンジしていただきたいところです。支援内容や対象経費、申請手続きに関しては福井県流通販売課まで問い合わせることで詳細を確認できます。
⇒ 詳しくは福井県のWEBサイトへ