2025年6月9日
労務・人事ニュース
令和7年 最大1500万円の支援も可能、ニセコ町が再エネ・省エネ導入に補助金制度開始
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「夜勤なし」/正看護師/オンコールなし
最終更新: 2025年7月5日 22:35
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「夜勤なし」/准看護師/学校/介護施設/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年7月5日 22:35
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「駅チカ」/准看護師・正看護師/内科/小児科/消化器内科/クリニック
最終更新: 2025年7月5日 22:35
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「駅チカ」/准看護師・正看護師/クリニック/夜勤なし
最終更新: 2025年7月5日 22:35
令和7年 ニセコ町脱炭素・再エネ推進事業補助(再エネ・省エネ設備導入補助)
ニセコ町では、環境省の「重点対策加速化事業」に選定されたことを受けて、令和6年度から令和11年度までの6年間にわたり、町民および町内の事業者を対象とした再生可能エネルギーおよび省エネルギー設備の導入支援制度を開始しています。この制度は、脱炭素社会の実現と気候変動への対応を目的としており、再エネ・省エネ設備を導入する際に、その費用の一部を補助することで、導入のハードルを下げ、持続可能な社会への移行を促進する取り組みです。
令和7年度の申請受付は2025年5月26日からスタートし、2026年1月9日までの期間で行われます。ただし、事業者向けの高効率空調設備(エアコン)に関しては、申請期間がより短く、同年6月9日までとなっています。この高効率空調設備への補助については、上限額が1,500万円に設定されており、申請が多数に及んだ場合には、導入台数の制限や補助額の調整が行われます。そのため、該当設備を導入予定の事業者は早めの相談と申請準備が推奨されています。特に、太陽光発電設備とセットで導入を計画する場合は、優先的に支援対象とされる点も注目です。
なお、この補助金制度では、町民が個人で申請することはできず、必ず施工業者が代理で申請を行う必要があります。施工業者は代理申請に際して委任状の提出が求められ、申請書類はEメールまたは役場窓口にて提出が可能です。メール提出の場合は、件名に施工業者名を明記することや、資料を添付して分割送信する場合の注意点など、手続きの明確なガイドラインが設けられています。
補助対象となるのは、太陽光発電システムや高効率給湯器、高効率空調設備、ソーラーカーポートなど、多様な再エネ・省エネ設備で、CO₂削減効果が一定水準以上であることが求められます。申請に際しては、それぞれの設備に応じた要件確認資料や削減率算出表の提出が必要です。さらに、誓約書への署名をもって、申請内容に対する理解と同意を確認するなど、透明性の高い手続きが徹底されています。
この制度では、提出が求められる書類も詳細に定められており、交付申請書、代理申請に係る委任状、設置承諾書、交付決定通知書、実績報告書、補助金額確定通知書など、全工程に応じた書類が順を追って整備されています。これにより、申請から補助金交付までの流れが可視化され、申請者が安心して制度を活用できる体制が整っています。
特筆すべきは、申請受付が先着順である点です。毎年予算に限りがあるため、受付期間内であっても早期に受付を終了する可能性があることから、導入を検討している方は迅速な準備と相談が不可欠です。また、補助対象設備の導入にはCO₂削減効果の明示が求められるため、あらかじめ機器の仕様確認や必要書類の準備を進めておくことが望まれます。
このように、ニセコ町の再エネ・省エネ導入補助制度は、町全体で脱炭素を推進するための重要なステップとなるものであり、設備導入を通じて町内のエネルギー自立性向上や環境負荷軽減に貢献する事業者や住民の活動を積極的に支援するものです。再生可能エネルギーに対する関心が高まる中、補助金の活用は経済的負担の軽減と社会的責任の両立を実現する大きなチャンスとなるでしょう。
⇒ 詳しくはニセコ町のWEBサイトへ