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2025年7月4日

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10月21日開催「くだまつ就職応援フェア」参加企業は20枠限定、医療・介護・保育の採用に好機

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小売・福祉・保育業界向け、無料参加型の就職フェアが下松市で20社限定募集開始

2025年10月21日、山口県下松市にて「くだまつ就職応援フェア2025」が開催される。この就職フェアは、下松商工会議所が下松公共職業安定所および下松市と連携して企画・運営している地域密着型の人材マッチングイベントである。現在、このフェアへの参加を希望する事業所の募集が進められており、対象業種は病院・医院、介護・福祉施設、保育園、幼稚園、小売業の5つに限定されている。募集枠は20事業所となっており、先着順での受付となることから、関心のある企業には早めの申し込みが推奨される。

イベント当日は、午前の部(10時~12時)と午後の部(14時~16時)の二部構成で実施される予定で、会場となるのは市内にある「ほしらんどくだまつ サルビアホール」である。会場は市民が集まりやすい立地にあり、地元で就職を希望する一般求職者や、再就職を目指す人々が多数来場することが見込まれている。とりわけ今回のフェアは、人手不足が深刻化している医療・介護・保育分野に焦点を当てている点が特徴的であり、企業にとっては即戦力となる人材を見つけるまたとない機会である。

参加企業にとっての最大の利点は、無料で出展できる点である。経費をかけずに直接求職者と面談し、企業紹介や募集要項の説明ができる場を確保できることは、コストパフォーマンスの観点からも非常に魅力的だ。また、求職者にとっても入退場自由で参加費不要のイベントであるため、参加へのハードルが低く、幅広い年齢層や経歴を持つ来場者と出会う可能性が高まる。企業がブースに訪れた求職者と個別に対話を重ねることで、紙の求人票だけでは伝えきれない職場の雰囲気や実際の業務内容について直接伝えることができる。

特に医療・介護・保育分野では、人材の定着や業務の継続性を確保することが地域全体の社会基盤を支えるうえで極めて重要である。こうした現場での人材確保は単なる企業の課題にとどまらず、地域福祉の安定にも直結する。小売業においても、地元密着型の店舗運営を支える人材の確保は、地域経済の活性化と直結するテーマであり、今回の就職フェアはそうした重要分野の人材確保を具体的に後押しするために設けられている。

申込期限は2025年7月18日までと定められており、FAXまたはWebフォームのいずれかで申し込みが可能となっている。参加が決定した企業には、事前にブース設営に関する詳細な案内が送付され、フェア当日はスムーズな運営を支援する体制が整えられる。商工会議所および関係機関による周知活動も計画されており、チラシ配布、広報誌への掲載、地域の就労支援団体との連携を通じて、より多くの求職者の参加を促す施策が講じられる予定である。

このようなフェアに企業が参加する意義は大きく、特に地域内での人材確保を重視する事業所にとっては、信頼性と効率性の高い採用手段となる。現場で求職者と直接話を交わすことで、書類選考だけではわからない人柄や意欲を感じ取り、ミスマッチを防ぐ採用が可能となる。人材不足の深刻化が続くなかで、地域に根差したイベントを活用することは、企業の成長と持続可能な組織運営の基盤を支える有効な戦略である。

⇒ 詳しくは下松商工会議所のWEBサイトへ

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