2025年7月4日
労務・人事ニュース
物流の未来を変える!令和7年度グリーン物流表彰の応募受付が6月20日からスタート
-
IT事務/月収例29.5万/土日祝休み/未経験から手に職/残業月10h以内/リモートあり
最終更新: 2025年7月3日 21:02
-
IT事務/月収例29.5万/土日祝休み/未経験から手に職/残業月10h以内/リモートあり
最終更新: 2025年7月3日 21:02
-
IT事務/月収例29.5万/土日祝休み/未経験から手に職/残業月10h以内/リモートあり
最終更新: 2025年7月3日 21:02
-
IT事務/月収例29.5万/土日祝休み/未経験から手に職/残業月10h以内/リモートあり
最終更新: 2025年7月3日 21:02
令和7年度 物流パートナーシップ優良事業者を募集します!(国交省)
令和7年6月20日、国土交通省と経済産業省は、環境に配慮し持続可能な物流体系の構築に顕著な功績を挙げた事業者を表彰するため、令和7年度の「物流パートナーシップ優良事業者」の募集を開始しました。今回の募集は、6月20日から8月19日までの2か月間で行われ、応募された取組の中から特に優れたものに対し、令和7年12月に開催予定の「グリーン物流パートナーシップ会議」において表彰が行われます。受賞事業者にはその場で自社の取り組みを紹介する機会も提供される予定であり、企業にとっては広く対外的なアピールが可能となります。
この取り組みは、物流分野において環境負荷を軽減しながら生産性向上を図り、より強靱で効率的な物流ネットワークを構築するためのものです。グリーン物流パートナーシップ会議自体は、2005年4月に設立され、翌2006年度からは、特に優れた取り組みに対して毎年表彰を行ってきました。主催は国土交通省と経済産業省に加え、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会と一般社団法人日本物流団体連合会が担い、一般社団法人日本経済団体連合会が後援する形で行われます。これらの構成団体からも本事業の信頼性と意義の高さがうかがえます。
応募の対象となるのは、荷主企業と物流事業者を含む複数の事業者が連携して実施した物流の改善策であり、少なくとも1か月以上の実績があることが求められます。単なる個別の取り組みではなく、パートナーシップによる協働が重要な評価ポイントです。具体的には、CO2排出量の削減など環境への配慮、物流デジタル化や標準化の推進を通じたサプライチェーン全体の最適化、さらには労働環境の改善や改正物流効率化法への対応、商慣習の見直し、多様な輸送モードの活用などが評価対象となります。選考はこれら多面的な観点をもとに総合的に行われ、単なる技術革新だけでなく、業界全体への波及効果も重視されます。
表彰の種類には、大臣表彰、局長級表彰、そして特別賞の3つのカテゴリが用意されています。大臣表彰は最も優れた取組を実現した事業者に対して授与され、経済産業大臣および国土交通大臣の名において表彰が行われます。局長級表彰には、「物流DX・標準化表彰」「物流構造改革表彰」「強靱・持続可能表彰」の3部門が設けられており、それぞれ異なる観点から優れた取り組みを評価します。さらに、特別賞として、「グリーン物流パートナーシップ会議特別賞」が用意されており、大臣表彰や局長級表彰には至らないものの、特にユニークで注目に値する取組に対して贈られます。
応募に関する詳細な手続きについては、応募要領や様式、CO2排出量の計算シート、事業概要図などの資料が公開されており、これらを参考にしながら必要書類を提出する必要があります。なお、これらの情報は「グリーン物流パートナーシップ会議」の公式ホームページでも確認できます。提出期間は令和7年6月20日から8月19日までと定められており、提出期限を過ぎた申請は受け付けられないため注意が必要です。
このような制度は、単に環境負荷を削減するだけではなく、物流分野における労働力不足や業務効率化といった社会的課題にも対応しており、受賞を目指す企業にとっては業界内外へのイメージアップや人材確保にもつながる重要な取り組みです。特に採用担当者にとっては、自社の持続可能性への取り組みを社外に示す絶好の機会となるため、積極的な応募が期待されます。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ