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2025年7月7日

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令和8年2月27日まで受付、宇部市イベント創出補助金で商店街ににぎわいを

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令和7年 宇部市商業活性化事業費補助金(イベント創出補助金)

宇部市では、地域経済の活性化と市内商店街のにぎわいを創出することを目的に、「商業活性化事業費補助金(イベント創出補助金)」の制度を実施しています。この制度は、市内に事務所や活動拠点を構える商店街組織やNPO法人、その他適切に運営されている任意団体が、市内の商店街と連携して実施するイベントに対し、その開催費用の一部を補助するものです。対象となるのは、原則として市内の一定の範囲内に所在する10店舗以上の商店が協力して実施するイベントで、一般消費者を対象にした集客や地域の魅力発信を目的とした取り組みです。

補助の対象となる経費は、イベント開催に直接関連する費用であり、例えば広報物の制作費や会場設営に係る費用などが含まれます。ただし、景品や食糧費、また汎用性のある備品の購入費、会議費といった支出は補助の対象外とされています。補助率は対象経費の2分の1で、1事業者あたり1年度に1回限り、上限額は30万円です。イベントの内容によっては、自己負担額とのバランスを考慮しながら、地域全体への波及効果を意識した計画を立てることが重要です。

申請受付期間は令和7年5月28日から令和8年2月27日までとなっており、申請は郵送、持参、またはメールによる提出が可能です。なお、メールでの申請を行った場合は、送信後に必ず産業政策課へ到着確認の電話連絡をする必要があります。提出書類としては、交付申請書に加え、イベント実施場所の位置図、イベント内容が分かる資料(チラシ等)、商店街会員等の参加予定状況を示す資料、そして任意団体である場合は組織規則(会則等)の写しが求められます。こうした資料の整備は、補助金申請の審査において、実施体制や運営の信頼性を示すうえでも非常に重要です。

本制度は、地域に根差した商業活動を支援するためのものであり、特に地域のつながりや店舗同士の協力体制を基盤とするイベントが対象となります。そのため、単独の事業者が独自に実施するイベントではなく、一定の広がりと参加店舗数が求められる点に注意が必要です。例えば、季節ごとの地域祭りや商店街スタンプラリー、街歩きイベントなど、住民との交流や市外からの集客に貢献する取り組みは、補助対象としてふさわしいといえるでしょう。イベントを通じて地域の魅力を再発見し、住民と事業者双方の活性化を図ることがこの補助金制度の趣旨です。

本制度を活用することで、地域の課題解決型イベントや新たな顧客層の開拓など、さまざまな可能性が広がります。補助金を最大限に活用するためには、イベントの目的を明確にし、参加店舗との連携体制をしっかりと構築した上で、計画段階から戦略的に取り組むことが求められます。補助額が最大30万円という枠内でも、内容次第では地域に大きなインパクトを与えるイベントを実現することは可能です。申請を検討している団体や事業者は、早めに関係者と連携し、提出書類の準備や事業内容のブラッシュアップを進めることが、採択への第一歩となります。

⇒ 詳しくは宇部市のWEBサイトへ

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