2025年7月22日
労務・人事ニュース
令和7年 市が最大25万円補助!2025年度見本市出展で小間料の半額をサポートする制度開始
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「夜勤なし」/正看護師/介護施設/車で通えます
最終更新: 2025年7月21日 22:36
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「ブランクOK」/正看護師/デイサービス/介護施設/車で通えます
最終更新: 2025年7月21日 22:36
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ネイリスト/西鉄福岡 駅/社員募集/7月22日更新
最終更新: 2025年7月22日 01:04
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理学療法士/福岡県/介護施設 その他/北九州高速鉄道北方駅から徒歩9分/車2分北九州高速鉄道城野駅から徒歩13分/車3分北九州高速鉄道競馬場前駅から徒歩15分
最終更新: 2025年7月22日 07:03
令和7年 燕市見本市出展小間料補助金
新潟県燕市では、市内中小企業の販路開拓や製品PRを支援するため、「見本市出展小間料補助金」の交付制度を実施しています。この制度は、2025年4月1日から2026年3月31日までの間に国内で開催される見本市への出展にかかる小間料の一部を補助するもので、対象となる企業にとっては全国規模のビジネスチャンスを広げる絶好の機会となります。
この補助金の対象となるのは、燕市内に事業所を構え、燕市税に未納がない中小企業者です。申請は見本市開催前に行う必要があり、受付期間は2025年4月1日から2026年1月30日までと定められています。ただし、先着順での受付となっているため、予算が上限に達し次第、受付が締め切られる点には注意が必要です。
補助の内容は、見本市の出展小間料(税抜額)の2分の1を補助するもので、上限額は1回あたり25万円です。補助の交付は、同一年度に1事業者あたり2回まで申請が可能ですが、「デザインコンクール2025」で受賞した企業に限り、特例として最大3回まで申請することができます。販路拡大を継続的に目指す企業にとって、この柔軟な申請回数の設定は心強い支援といえるでしょう。
補助対象となる見本市は国内開催に限られ、出展内容に販売行為が含まれている場合は対象外となるため、展示や商談、製品紹介を主とした出展が前提となります。海外見本市に関しては別途「海外見本市出展サポート事業補助制度」が用意されているため、目的に応じて制度の使い分けが可能です。
補助金の申請には、出展予定の見本市に関する詳細資料(パンフレットや案内文など)や、小間料の申込書や請求書の写しといった根拠資料が求められます。また、燕市税の納税状況に関する確認書類(同意書または納税証明書)も必須です。事前申請が承認され、見本市に出展したのち、開催終了から30日以内に実績報告書と請求書を含む所定の書類を提出することで補助金の受給が完了します。
実績報告には、出展を証明する写真や、出展料の支払いを証する書類(領収書や振込証明書など)の提出が必要です。また、会期終了6か月後に提出する追加書類もあるため、スケジュール管理を徹底することが円滑な補助金受給のポイントです。
市では、申請手続きの利便性向上のため、専用の電子申請フォームも用意しており、窓口や郵送と並んでオンライン申請が可能です。提出書類のフォーマットはすべて公式サイトでダウンロードできるようになっており、記入例も併せて公開されています。
この制度の大きな魅力は、最大25万円という実質的な補助額に加え、製品やサービスを広くアピールできる場を活用するための経済的負担を軽減できる点にあります。特に燕市が誇る金属加工や工芸製品を扱う企業にとっては、全国のバイヤーや流通業者とつながるきっかけを得る貴重な機会であり、企業ブランドの確立や販路の拡大に直結する可能性を秘めています。
地域の中小企業が外部市場に進出し、事業の持続性を高めていくうえで、こうした公的支援は大きな後押しとなります。見本市への出展は単なるプロモーションにとどまらず、業界動向を把握し、競合との差別化を図り、次なる商品開発や技術革新へのヒントを得る機会でもあります。
燕市の「見本市出展小間料補助金」制度は、こうした成長志向の企業にとって、きわめて現実的かつ実効性のある支援策といえるでしょう。年度内に出展を計画している事業者は、早めの準備と申請を検討することをおすすめします。
⇒ 詳しくは燕市のWEBサイトへ