2025年7月21日
労務・人事ニュース
令和7年 最大50万円の補助でDX化を支援!酒田市が市内事業者向けデジタル導入支援を開始
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「駅チカ」/准看護師/老人保健施設/介護老人保健施設/介護施設/夜勤なし
最終更新: 2025年7月20日 22:38
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「夜勤なし」/正看護師/デイサービス/オンコールなし
最終更新: 2025年7月20日 22:38
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「夜勤のみOK」/准看護師・正看護師/介護施設/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年7月20日 22:38
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保険サービス企業での生損保事務のお仕事/駅近/即日勤務可/賞与あり
最終更新: 2025年7月21日 10:03
令和7年 酒田市 DX化推進補助金
令和7年4月1日より、山形県酒田市では市内企業のデジタルトランスフォーメーション、いわゆるDX化を促進するための新たな補助金制度の受付が始まりました。この制度は、ITツールやAI、ビッグデータなどのデジタル技術を導入し、既存の製品やサービス、さらにはビジネスモデルそのものを変革しようとする事業者を対象に設計されています。目的は単なる業務の効率化にとどまらず、生産工程や業務プロセスの質的な向上を通じて、企業全体の競争力を高める点にあります。
今回の補助金制度では、主に市内で事業を行う法人や個人事業主が対象とされており、申請にはいくつかの条件が設けられています。まず、申請者は酒田市内に本社または事業所を有していることが求められ、加えて市税に未納がないことが必須です。さらに、補助対象となる事業は、デジタル技術を活用して業務上の課題を解決する内容であり、酒田市内で実施されること、そして事業開始の1か月前までに市の産業振興まちづくりセンターへの事前相談を済ませている必要があります。
補助対象となる経費には、機器やソフトウェアの購入費をはじめ、業務委託費や設備の賃借料、使用料などが含まれます。ただし、補助の対象となるのは事業実施期間内にかかった費用に限られます。補助率は事業者の規模によって異なり、小規模事業者の場合は対象経費の3分の2、その他の場合は2分の1が補助されます。
補助金の上限額も条件によって異なり、酒田市内に本店または支店を持つ事業者へ全額を支出する場合には最大で50万円、それ以外の場合は最大で30万円となっています。申請受付期間は令和7年4月1日から令和8年2月末日までとされていますが、予算が上限に達した場合はその時点で受付が終了となるため、早めの対応が求められます。
申請や実績報告に必要な書類は原則としてオンラインで提出することになっており、詳細は事前相談の際に確認することが推奨されています。補助金の申請にあたっては、事前に応募要領をしっかりと読み込むことが重要です。応募要領はPDF形式で提供されており、市の公式サイトからダウンロードが可能です。
この制度は、地域の中小企業がデジタル化という大きな流れに乗り遅れることなく、自社の強みを生かしつつ未来に向けたビジネスの変革を推進するための貴重な機会となります。とりわけ、業務改善や効率化にとどまらず、将来的な成長の基盤を築くための一歩としても非常に意義深い内容です。市の支援を受けながら新たな技術を導入したいと考えている企業や個人事業主の方は、ぜひこの機会を活用していただきたいと思います。
事前相談の段階から市の産業振興まちづくりセンターが丁寧にサポートしてくれるため、補助金申請に不安がある方も安心して取り組める体制が整っています。近年、全国的にDXへの関心が高まる中で、地方都市でもこうした支援策が打ち出されていることは非常に重要な動きです。行政と民間が一体となって地域経済の活性化を図る取り組みとしても注目されており、今後の展開にも期待が寄せられています。
⇒ 詳しくは酒田市のWEBサイトへ