2025年7月18日
労務・人事ニュース
8月8~10日開催「第60回松山野球拳おどり」企業連も多数参加、審査表彰制度で注目度向上
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IT事務/月収例29.5万/土日祝休み/未経験から手に職/残業月10h以内/リモートあり
最終更新: 2025年7月17日 21:02
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今年で60回目、昭和から令和まで続く松山野球拳おどりが8月8日から10日まで実施
愛媛県松山市の夏の風物詩として全国的にも高い知名度を誇る「松山野球拳おどり」が、令和7年8月8日から10日までの3日間にわたり開催されることが決定しました。今年は節目となる第60回の開催であり、松山商工会議所が事務局を務める実行委員会のもと、市中心部の大街道、千舟町、城山公園を主会場として盛大に実施される予定です。伝統と革新が共存するこの祭りは、昭和40年代に宴席芸として親しまれていた「野球拳」を地域の夏まつりに取り入れたことを起点に、半世紀以上にわたり市民に愛され続けてきました。
「野球するならこういう具合にしやしゃんせ、アウト!セーフ!ヨヨイノヨイ!」というおなじみのかけ声とともに、踊り手たちは野球をイメージした衣装で市街地を練り歩きます。企業チームで構成される「企業連」、地域住民や有志団体からなる「団体連」など、多様な連が参加し、それぞれが独創的なパフォーマンスを披露します。伝統的な「野球拳おどり」のリズムに加えて、近年ではより軽快なテンポでアレンジされた「野球サンバ」、さらには令和の時代にふさわしくデジタル発信を意識して誕生した新曲「Baseball-Dance」も披露され、踊りの表現の幅が大きく広がっています。
踊りの各連は演技を披露するだけでなく、審査の対象となり、企業連部門や団体連部門など、部門ごとに優勝や準優勝といった表彰が行われます。審査を通してパフォーマンスの質が高められることで、観客の期待も年々増しており、祭りそのものの価値も大きく向上しています。表彰は企業にとっても注目の的となり、地域におけるブランド認知向上や社内の団結力強化を目的に、毎年積極的に参加する企業が増えています。
今年の開催では、8月10日には「Baseball-Dance MUSIC Fes」と題した音楽フェスも予定されており、ダンスと音楽を融合させた新しいコンテンツが登場します。この企画は、松山野球拳おどり実行委員会と日本のトップアーティストが共同制作した新コンテンツ「Baseball-Dance」を中心に展開され、松山から全国、さらには世界への情報発信を目指した取り組みとして注目を集めています。高校のダンス部や地域の若者たちが活躍するこのフェスは、世代を超えた文化交流の場としても期待されています。
また、松山野球拳おどりは協賛企業の存在が不可欠であり、多くの地元企業や団体がこの祭りを支えています。協賛を通じて地域貢献を果たしながら、自社の認知向上を図れるこの機会は、企業にとって非常に有効な地域連携のモデルとも言えます。企業が地域文化の継承に関与し、働く社員やその家族が地域イベントに参加することは、働きがいや帰属意識の醸成にもつながり、採用活動においても好印象を与える要素となります。
60回目という記念すべき節目にあたる本年の松山野球拳おどりは、これまでの伝統を大切にしながらも、新たな試みを積極的に取り入れることで、地域イベントの新しい可能性を切り開こうとしています。企業にとっても、地域文化に触れ、地域とともに発展していく姿勢を示す絶好のチャンスとなるこのイベントへの参加や協賛は、単なる広告以上の価値を持つ取り組みといえるでしょう。
今後、スケジュールや演目の詳細などは公式サイトやSNSを通じて順次発信される予定となっており、興味のある企業や団体は早めに最新情報をチェックすることが望まれます。地元住民と観光客、企業と地域が一体となるこの祭りが、令和の松山にどのような賑わいをもたらすのか、今から大きな期待が寄せられています。