2024年11月27日
労務・人事ニュース
BionicM株式会社がベストオブイノベーションを獲得!CES2025での注目プロダクト
CES2025 ジャパンパビリオンから7社がイノベーションアワード受賞! ベストオブイノベーションを1社が受賞!(JETRO)
2025年1月に米国ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー展示会「CES2025」において、日本のスタートアップ企業が注目を集めています。日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援を受けて出展した31社のうち、7社がイノベーションアワードを受賞し、さらにBionicM株式会社が最高栄誉である「ベストオブイノベーション」を受賞しました。この快挙は、2023年の過去最多受賞記録に並ぶものであり、同時にベストオブイノベーションを獲得したのは初の事例となります。
BionicM株式会社は、アクセシビリティとエイジテック部門で画期的な「Bio Leg🄬」を発表。この製品は、義足に電動アシストを搭載し、滑らかな動きを実現することで身体的負担を軽減し、利用者の生活の質向上を目指しています。デザイン面でも、義足を隠すのではなく見せるアプローチを採用し、自然なシルエットを備えた革新的な製品として評価されました。
そのほか、受賞企業には、ロボティクスや人工知能、モバイルデバイスなど多岐にわたる分野のスタートアップが名を連ねています。例えば、株式会社FingerVisionのロボットハンド「FingerVision R1」は、触覚センサーを活用した高度な物体操作技術が特徴です。一方、モノグサ株式会社の「Monoxer Junior」は、AIを活用した家庭学習アプリで、子どもの学習体験を最適化します。また、Qolo株式会社の「Qolo Rehabilitation」は理学療法の効率化を目指したデジタルヘルス分野の製品として注目を集めました。
ジェトロは、「世界初」「地域初」「産業初」を掲げ、イノベーションアワード受賞を目指す企業に向けた支援を強化しています。展示会での英語ピッチトレーニング、ブース設営、イベント企画など、企業が国際舞台でその魅力を発信するためのサポートを行っています。また、CES2025では会場のメインストリート沿いにJapan(J-Startup)パビリオンを設置し、多くの来場者に向けて日本のスタートアップの技術力と革新性をアピールする予定です。
CESでの受賞は、出展企業にとって技術力の証明となるだけでなく、海外市場への進出のきっかけともなります。日本発の技術がどのように世界を変えていくのか、今後の動向に期待が寄せられます。今回の成功を受け、日本のスタートアップ企業のさらなる成長が期待されるとともに、国際的なイノベーションの波を牽引する存在として注目を集めるでしょう。
⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ