2024年11月20日
労務・人事ニュース
CES2025に日本スタートアップ31社が参戦、ジェトロの全面支援で海外展開を加速
「CES 2025」Japanパビリオン出展企業31社が決定(JETRO)
日本貿易振興機構(ジェトロ)は、2025年1月7日から10日まで米国ラスベガスで開催されるCES 2025において、スタートアップ企業を支援する「Japanパビリオン」をEureka Parkエリアに設置します。CESは世界最大級のテックイベントであり、毎年世界中の最先端技術が集まる場として注目されています。今回、日本のスタートアップから選定された31社が出展し、ジェトロの支援のもと、世界市場での認知向上やビジネスマッチングの機会を狙います。
出展企業には、J-Startupに選ばれた企業をはじめ、AI、ロボティクス、VR、サステナビリティといった先端分野で活躍する企業が含まれます。また、ジェトロは、イノベーションアワード受賞歴のある嶋田敬一郎氏をスーパーバイザーに迎え、申請文章の添削や英語ピッチトレーニングなどもサポートします。この取り組みは、CES会場での注目を最大限に高めるため、展示ブースの設営や集客イベントの実施も含まれています。
CESはラスベガスで毎年1月に開催され、Eureka Parkには1,000社以上のスタートアップが出展します。前回の来場者数は約14万人に上り、スタートアップにとっては世界的なPRの場となります。出展企業は、会場内での展示だけでなく、「Launch IT」「Unveiled」「ShowStoppers」といったメディアイベントにも参加可能で、海外メディアからの注目を得る機会が提供されます。
ジェトロは、2019年からEureka ParkにJapanパビリオンを設置し、海外展開を目指す日本のスタートアップを支援してきました。今回のCES2025では、より多くの来場者の目に触れるメインストリート沿いにパビリオンを設置し、集客効果を一層高める計画です。また、CESの主催者であるThe Consumer Technology Association(CTA)は、イノベーションアワードとベストオブイノベーションの発表を予定しています。このアワードは、評価の高い製品に授与され、受賞者には専用の展示エリアでの展示機会が提供されます。
さらに、ジェトロはビジネスマッチング支援や英語でのコミュニケーショントレーニングなど、参加企業が海外市場で成功するためのさまざまなサポートを提供しています。こうした支援はCESに限らず、他の国際的な展示会やカンファレンスにも広がり、日本のスタートアップの海外進出を力強く後押ししています。ジェトロは今後も、企業のグローバル展開支援に力を入れ、SNSなどを通じて情報発信を続けていく予定です。
CES 2025の開催期間は、2025年1月7日から1月10日までです。最新の情報や支援プログラムの詳細は、ジェトロのウェブサイトおよび公式SNSで随時発信されます。
⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ