2025年2月4日
労務・人事ニュース
GREEN×EXPO 2027全国連携プログラム始動!花と緑で描く未来
「GREEN×EXPO 2027全国連携プログラム」募集開始 ~みどりをはぐくむ 明日のために~(国交省)
令和7年1月28日、国土交通省と農林水産省は、2027年に神奈川県横浜市で開催予定の「GREEN×EXPO 2027 国際園芸博覧会」に向けた取り組みとして、「GREEN×EXPO 2027全国連携プログラム」の募集を開始しました。このプログラムは、花や緑、農業、食文化などに関連した活動を通じて、気候変動対策や生物多様性の保全といった社会的課題の解決を目指し、花と緑のあふれる持続可能な社会の実現を推進するものです。登録された活動は、公式ロゴマークの使用が認められ、全国的な認知向上が期待されています。
登録対象となる活動は、国際園芸博覧会のテーマである「自然との調和」「緑や農による共存」「新産業の創出」「連携による解決」のいずれかに合致するもので、一般市民が参加できる非営利のイベントや体験プログラムが対象です。例えば、花や緑に関するシンポジウムやワークショップ、農業体験ツアー、食文化をテーマにしたコンテストなどが想定されています。これらの活動は、地方公共団体、独立行政法人、企業、NPO法人など、多様な主体が実施することが求められます。
第1次募集期間は、令和7年1月29日から2月26日までで、登録された活動は同年3月19日に発表される予定です。このプログラムは、2027年に向けた準備段階であり、参加する主体の連携や協力を通じて、「GREEN×EXPO 2027」の機運をさらに高めることを目的としています。
このプログラムの特徴の一つは、広範囲な社会課題の解決を視野に入れている点です。近年、気候変動や生物多様性の喪失が世界的な課題となっていますが、「GREEN×EXPO 2027全国連携プログラム」は、それらの課題に対する具体的なアプローチとして注目されています。例えば、花や緑を利用した都市緑化プロジェクトや、農業を通じた地域経済の活性化、さらには食文化を通じたコミュニティづくりなど、各分野における創意工夫が期待されています。
また、全国規模での活動展開を可能にするため、参加主体には広い選択肢が用意されています。例えば、地方自治体が地域の特産品をPRするイベントを開催したり、企業が環境に配慮した製品開発に関するワークショップを実施したりと、多様な形態が想定されています。これにより、多くの人々が「GREEN×EXPO 2027」のテーマに触れる機会が提供されるだけでなく、持続可能な社会への意識向上も図られることになります。
参加を検討する企業や団体にとっては、このプログラムが持つPR効果も見逃せません。公式ロゴマークの使用が認められることで、活動の信頼性や認知度が向上し、さらなる協賛や参加者の増加が見込まれます。また、国際園芸博覧会という大規模イベントの一環として活動が位置づけられるため、広報戦略の一部として活用することも可能です。
このような機会は、地域活性化や環境保全を目指す組織にとって大きなチャンスとなります。令和8年3月31日までに実施される活動が対象であり、それ以降に実施予定の活動については第2次募集以降で対象となる予定です。この点からも、長期的な視野に立った計画が求められます。
参加希望者は、詳細な募集要項や規約を確認の上、迅速に申し込みを行うことが推奨されます。特に初回の募集では、参加主体間の連携を強化するための重要な基盤作りが進められると考えられます。国際的なイベントに携わることで得られる知見や経験は、今後の活動にも大いに役立つことでしょう。
問い合わせ先は、国土交通省と農林水産省の各担当部署で受け付けており、具体的な内容や申し込み手続きに関する質問も随時対応しています。このプログラムを通じて、花と緑を通じた新たな価値創造が期待されており、地域社会や環境、さらには企業活動にとっても多くのメリットがあるといえるでしょう。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ