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2024年12月27日

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Techstars Tokyo第2回プログラム始動、国内外スタートアップ12社募集

世界最大級のプレシード投資家によるアクセラレーター 「Techstars Tokyo」の第2回プログラムの募集が開始 ―第1回に引き続き国内外スタートアップ12社の選出・出資へ―(JETRO)

世界最大級のプレシード投資家「Techstars」によるアクセラレーションプログラム「Techstars Tokyo」の第2回プログラムが、2024年12月17日より正式に募集を開始しました。本プログラムは、内閣府や経済産業省、東京都の支援を受けて、スタートアップ支援を目的として実施されます。2025年夏に開始されるこのプログラムでは、日本および世界各国のシード期スタートアップを対象に、世界市場で活躍するスタートアップの育成を目指します。

Techstarsは、世界12カ国33都市でアクセラレーションプログラムを運営し、これまでに4,400以上の企業へ投資を行ってきた実績を持つグローバルな投資家です。同社はこれまで21のユニコーン企業を輩出し、投資先企業の時価総額は合計で約1,500億ドルにも上ります。日本におけるTechstarsのアクセラレータープログラムはアジア地域唯一の拠点として位置付けられており、日系スタートアップの国際展開に加え、海外スタートアップの日本進出も支援する重要な役割を担っています。

今回の第2回プログラムでも、世界中の才気あふれる起業家を迎え入れ、12社のスタートアップに対してTechstarsが組成するファンドから1社あたり12万米ドルを出資します。その後、約3カ月間にわたりメンターネットワークを活用しながら、ビジネスモデルの検証・改善やピッチトレーニング、最終成果を発表するデモ・デイの開催を通じて、成長を加速させます。

Techstarsの強みは、その圧倒的なネットワークと豊富な経験にあります。世界各国から集まった約4,000名のメンターに加え、Techstars Tokyo独自に構築した80名以上のメンターチームが参加企業をサポートします。これにはユニコーン企業の創出経験や上場、M&A経験を持つ連続起業家、さらにはエンジェル投資家などが含まれており、プログラム参加者にとって大きな支援となることは間違いありません。

第1回プログラムのデモ・デイでは、国内外から約450名の投資家が集まり、選出された12社が成果を発表しました。このうち多くのスタートアップが、国内外の投資家から追加の資金調達や大手企業との業務提携の提案を受けるなど、すでに大きな成長を遂げつつあります。Techstars Tokyoは、こうした実績を背景に第2回でもさらに多くのスタートアップの成長を支援し、国際市場での成功を後押しする方針です。

第2回プログラムの開催場所は、東京ミッドタウン八重洲内の「イノベーションフィールド八重洲」となります。本プログラムは、Techstarsが三井不動産とパートナーシップを締結し、グローバルなエコシステムと日系エコシステムの接続を目指して運営されます。三井不動産はTechstarsのグローバルファンドへ出資し、これにより日本国内外のスタートアップがさらに高度な成長を遂げるための支援基盤を提供しています。

本プログラムの募集期間は2025年5月14日まで。日本発で世界を目指す日系スタートアップ、あるいは日本市場に参入を考えている世界のスタートアップにとって、この機会は極めて貴重です。プログラム期間は2025年8月18日から11月11日までの約3カ月間。最終日にはデモ・デイが開催され、投資家や大手企業に対して成長の成果を直接アピールする場が設けられます。

Techstars Tokyoの開催は、日本政府が推進する「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」や東京都の「Global Innovation with STARTUPS」の実現に向けた取り組みの一環としても大きな意味を持ちます。グローバルなアクセラレーターの誘致は、日本のスタートアップエコシステムを国際水準へと押し上げるための重要な施策であり、今後も注目を集めることが期待されます。

プログラムの詳細や応募方法は、Techstarsの公式ウェブサイトから確認が可能です。スタートアップの成長を目指す起業家やチームは、ぜひこの機会を逃さず応募を検討してほしいところです。

⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ

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