労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • トヨタ自動車「シエンタ ウェルキャブ」が新規認定!バリアフリータクシーの新時代へ

2024年4月20日

労務・人事ニュース

トヨタ自動車「シエンタ ウェルキャブ」が新規認定!バリアフリータクシーの新時代へ

新しいユニバーサルデザインタクシーを認定しました!(国交省)

国土交通省は、新たなユニバーサルデザインタクシーの認定基準を設け、地方部のアクセス向上を図る取り組みを発表しました。この改定は、全国的に移動サービスの利便性を向上させることを目的としており、令和6年4月1日に施行されました。

以前から、都市部にユニバーサルデザインタクシーの導入が集中しており、地域によっては利用できる車両が限られているという課題がありました。これに対応するため、国土交通省は「認定レベル準1」という新しいカテゴリを追加し、より多くの地域で使いやすいタクシーの導入を促進しています。

この改正により、トヨタ自動車株式会社の「シエンタ ウェルキャブ仕様 タイプ1」が新しい認定レベル準1に適合すると認定されました。これは、バリアフリー機能を強化したモデルで、車椅子利用者も容易に乗降できる設計が特徴です。同車には、新たな認定マークが付され、耐荷重やスロープの仕様が各レベルごとに異なるため、利用前にはステッカーでその詳細を確認することが推奨されます。

国土交通省のこの動きは、地域間での移動支援サービスの格差を解消し、どの地域においても高齢者や障害を持つ人々が等しく移動の自由を享受できる環境を整備することを目指しています。今後、この認定制度の下で更に多くの車種が導入されることが期待されており、社会全体の移動アクセシビリティの向上が見込まれています。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ