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2024年3月15日

労務・人事ニュース

大分市から伝統行事団体への支援、助成金で文化活動を強化!

令和6年度おおいた地域伝統文化応援事業助成

大分市では、令和6年度を迎えるにあたり、地域固有の文化を守り育てるための「おおいた地域伝統文化応援事業助成」の募集を開始しました。この事業は、地域社会の世代間の絆を深め、活力をもたらすことを目的に設定されています。具体的には、祭りや伝統的な行事など、地域文化に根ざした活動を積極的に支援していく方針です。

募集期間は3月1日から4月21日までと定められており、申し込みは最終日までに到着する必要があります。ただし、文化財課に直接提出する場合は、期限を4月19日としています。支援の対象となるのは、令和6年度内に完成予定の伝統行事や民俗芸能、伝統工芸に関わる道具の修理や新調にかかる経費です。例えば、山車や太鼓、法被、神楽装束、提灯、神輿用台車などがこれに該当します。

この助成金は、大分市内で伝統文化に関わる活動を行う団体が対象です。助成金の額は、対象となる経費の半額以内で、最大100万円までとされています。しかし、申請の総額が予算を超える場合は、助成金の額が調整されることがあります。また、大分市が対象とする過疎地域で実施される事業の場合、支援の限度額は経費の3分の2、同じく最大100万円までとなります。

申請された事業は、まず市職員による事前調査が行われます。その後、予算が確定した上で、外部の専門家が集まる選考委員会を通じて、支援の可否が決められるプロセスとなります。申し込みは、直接または郵送で行うことができ、詳細は公式の募集案内に記載されています。

申請を検討している団体には、大分市歴史資料館や大分市教育委員会文化財課への問い合わせをお勧めします。これらの機関では、助成金に関するさらなる情報提供や、申請手続きに必要な書類の提供を行っています。

⇒ 詳しくは大分市歴史資料館のWEBサイトへ