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2025年2月26日

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福山商工会議所主催「まちゼミ福山」3月1日開幕!全25講座で専門知識を無料体験

予約開始は2月22日!「第23回まちゼミ福山」で学び、体験し、地域の魅力を発見

福山商工会議所は、2025年3月1日から3月31日までの1カ月間にわたり、「第23回まちゼミ福山」を開催する。このイベントは、地元の商店や専門店が講師となり、少人数制の講座を通じて、専門知識や技術、ノウハウを参加者に無料で伝えるというものだ。受講者は、実際に店舗で講座を受けることで、その店のこだわりや魅力を知ることができ、地域の商店街の活性化にもつながる。

まちゼミは全国各地で開催されているが、福山市での開催も回を重ね、今回で23回目を迎える。地域に根付いたイベントとして、毎年多くの市民が参加し、商店主と来店者が交流する貴重な機会となっている。今年のまちゼミでは、「学んで役立つ」「作って楽しむ」「健やかに過ごす」「美しく、若々しく」「食にこだわる」という5つのカテゴリーに分かれた全25講座が開かれる。これにより、幅広い年齢層の人々が興味を持てる内容が揃い、誰でも気軽に参加できるのが特徴だ。

例えば、雑貨作りのワークショップでは、参加者が自分で作品を作りながら、プロの講師から製作のコツを学ぶことができる。また、絵画教室では、初心者でも楽しく学べるように、講師が基本から丁寧に指導する。さらに、着物体験の講座では、着付けの方法や和服の魅力について学び、実際に着物を試着してみることができる。これらの講座は、単なる体験にとどまらず、日常生活にも役立つ知識を得られる点が魅力となっている。

講座の受講料は基本的に無料となっているが、一部の講座では材料費や実費が必要になる場合がある。その場合は、受講当日に各店舗で支払いを行う形となる。また、定員に達し次第、受付が締め切られるため、希望する講座がある場合は早めの申し込みが推奨される。受付開始日は2月22日からで、申し込みは各店舗に直接電話をして行うことになっている。

まちゼミの大きな特徴の一つは、商店主が直接講師を務めることである。これにより、通常の買い物では得られないような専門的な知識や技術を学ぶことができるだけでなく、地域の店舗と受講者の間に新たなつながりが生まれる。たとえば、料理講座では、普段なかなか聞けないプロの料理人による調理のコツを学ぶことができる。また、健康や美容に関する講座では、実際に店舗で扱っている商品を試しながら、効果的な使い方を学べる機会もある。

さらに、まちゼミのもう一つの魅力は、販売や勧誘が一切行われないことだ。これは、あくまで地域の人々が楽しみながら学ぶ場であることを重視しているためで、参加者は安心して受講することができる。また、小学生以下の子どもが参加する場合は、保護者の同伴が必要となるため、親子で一緒に学ぶ機会としても活用できる。

福山商工会議所は、このまちゼミを通じて、地域の商店街の活性化を促進するとともに、市民が地元の店舗をより身近に感じる機会を提供することを目的としている。現代では、インターネットや大型商業施設の普及により、地域の商店街の利用が減少傾向にあるが、こうしたイベントを通じて、商店街の魅力を再発見し、継続的に利用してもらうことが狙いとなっている。

また、参加店舗側にとっても、まちゼミは自身の店舗を知ってもらう良い機会となる。特に、初めて訪れる人に対して店舗の雰囲気やサービスの特徴を直接伝えることができるため、新規顧客の獲得にもつながる可能性がある。講座を通じて実際に商品やサービスに触れることで、参加者がリピーターになるケースも多く、店舗にとっても長期的なメリットがある。

まちゼミは、単なる一過性のイベントではなく、地域の商業活性化に向けた持続可能な取り組みの一環であり、福山市内の商店街がこれからも活気を維持し続けるための大切な試みである。地域住民が地元の商店や専門店とつながることで、街全体が活性化し、結果として地域経済の発展にも寄与することが期待される。

このように、まちゼミ福山は、市民にとって学びと体験の場であると同時に、地域の商店が自らの魅力を発信する機会でもある。期間中は多くの講座が開かれるため、興味のある分野の講座を選び、新たな知識を得るとともに、地域の店舗とのつながりを深めることができる。このイベントが、福山市の商店街と市民の双方にとって、より豊かな地域社会を築くきっかけとなることを期待したい。

⇒ 詳しくは福山商工会議所のWEBサイトへ

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