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2024年2月7日

労務・人事ニュース

日本の総人口、さらに66万人減少 2024年最新統計

人口推計(令和5年(2023年)8月確定値、令和6年(2024年)1月概算値)(総務省)

日本の人口動向に関する最新の統計が、2024年1月22日に公表されました。2024年1月1日時点での概算値によると、日本の総人口は1億2409万人となり、前年同月比で66万人の減少を見せました。これは、人口減少率にして0.53%にあたります。一方、2023年8月1日の確定値では、日本の総人口は1億2443万9000人であり、前年同月比で64万3000人、つまり0.51%の減少が確認されています。

特に注目されるのは年齢別の人口動向です。15歳未満の人口は1424万人に減少し、前年同月から32万4000人(減少率2.22%)減少しました。また、生産年齢層とされる15歳から64歳の人口は、7397万2000人であり、前年より291,000人減少しました。この減少率は0.39%です。65歳以上の人口は3622万8000人で、わずかに28,000人(減少率0.08%)の減少にとどまりました。しかし、75歳以上の高齢者人口は1997万人に増加し、前年同月比で73万7000人(増加率3.83%)の増加が見られました。

日本国籍を持つ人口に目を向けると、1億2141万人となっており、前年比で82万8000人減少しました。この減少率は0.68%に相当します。これらの数字は、日本が直面している人口減少と高齢化の進行を浮き彫りにしています。特に、生産年齢層の減少は将来の経済活動に影響を与える可能性があり、75歳以上の人口の増加は社会保障システムへの負担増加を示唆しています。

この人口動向は、政策立案者、企業、そして一般市民にとって重要な指標となります。少子高齢化の進行に伴う社会・経済の持続可能性に対する懸念が高まる中、労働力不足の解消や高齢者支援の強化など、具体的な対策の検討が急務となっています。

生産年齢層の減少が深刻化 日本の将来に赤信号か!?

日本の最新の人口動向は、日本の労働市場に大きな影響を及ぼしています。特に、生産年齢層とされる15歳から64歳の人口が減少していることが、この影響の中心にあります。この減少は、労働力の縮小を意味し、将来的にはさらに多くの産業や企業が人手不足に直面する可能性が高まっています。労働力が減少すれば、国内の経済成長に必要な人材が不足し、生産性の低下につながる恐れがあります。

また、高齢者人口の増加、特に75歳以上の人口が増えていることも、労働市場に大きな影響を与えています。高齢者の増加は、医療や介護などのサービス需要を高める一方で、これらのサービスを提供するための労働力が不足するという新たな問題を引き起こしています。これにより、医療や介護業界では人手不足がさらに深刻化し、質の高いサービスの提供が難しくなる可能性があります。

加えて、若年層の減少は、新しいアイデアやイノベーションを生み出す潜在能力の減少を意味します。これは、長期的に見て日本の国際競争力の低下につながる恐れがあります。若年層が減少すると、労働市場に新鮮な才能や創造性が供給されにくくなり、経済の活性化が阻害される可能性があります。

さらに、生産年齢層の減少と高齢者人口の増加は、社会保障制度への負担増加にもつながります。労働力が減少することで社会保障費の負担を支える人口が減り、一人当たりの負担が増大します。これは、将来の労働市場において、より多くの財政的負担が労働者にかかることを意味し、消費意欲の低下や、投資意欲の減退につながる可能性があります。

このように、日本の人口動向は労働市場に多岐にわたる影響を及ぼし、企業や政策立案者にとって、これらの課題に対処するための戦略を練ることが急務となっています。

⇒ 詳しくは総務省のWEBサイトへ