2025年5月27日
労務・人事ニュース
令和7年 三豊市が最大2,500万円予算で省エネ設備導入を全力支援
- 介護職員/介護福祉士/有料老人ホーム/デイサービス/日勤のみ
最終更新: 2025年6月11日 03:00
- 「駅チカ」/正看護師/介護施設/夜勤なし
最終更新: 2025年6月10日 22:32
- 「夜勤なし」/正看護師/介護施設/車で通えます
最終更新: 2025年6月10日 22:32
- 「駅チカ」/准看護師・正看護師/クリニック/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年6月10日 22:32
三豊市 令和7年度 省エネルギー設備導入等支援事業補助金
香川県三豊市では、エネルギー価格の高騰や気候変動への対応として、令和7年度「省エネルギー設備導入等支援事業補助金」の申請受付を2025年6月2日から開始しました。この制度は、市内の中小企業や個人事業主が省エネ診断を受け、その結果に基づいて省エネ設備を導入する際の費用を補助するもので、企業の生産性向上と脱炭素化の両立を後押しする重要な取り組みです。
対象となるのは、市内に事業所を持ち、中小企業基本法で定義される中小企業者や個人事業主です。申請者は市税を滞納していないことが求められ、国や県など他の公共団体から同一の経費について補助を受けていないこと、また反社会的勢力に関与していないことが条件とされています。これにより、補助金が適切に活用される仕組みが整えられています。
この補助制度の大きな特徴は、設備の導入前に省エネ診断を実施し、その結果を踏まえた上でのみ補助が受けられる点です。診断の実施には、一般社団法人環境共創イニシアチブが提供するウォークスルー診断やIT診断、または一般社団法人省エネルギーセンターが実施する省エネ最適化診断のいずれかを選択する必要があります。これらの診断では、事業所のエネルギー使用状況を専門家が詳細に分析し、効果的な改善策や導入すべき設備を提案してくれます。
補助対象となる経費は、省エネ診断を受けた上で導入する省エネ設備の購入費および設置工事費などです。具体的な補助率や補助上限額については明記されていないものの、交付要綱と募集要領には詳細な規定が示されており、制度の透明性と公平性が保たれています。
申請受付は令和7年6月2日から令和8年1月16日までとなっており、初日現在で受付件数は0件、残予算は2,500万円と発表されています。ただし、予算に達した時点で申請受付が終了となるため、早めの準備と提出が望まれます。申請手続きは平日の午前8時30分から午後5時15分まで三豊市役所1階の環境衛生課脱炭素推進室にて受け付けられており、書類は持参または郵送での提出となります。
必要書類には交付申請書や事業計画書、収支予算書、誓約書、債権者登録申出書、実績報告書、請求書などが含まれており、それぞれの様式は市のホームページからダウンロード可能です。また、補助金交付後の設備使用状況や財産処分の管理に関する申請様式も整備されており、補助を受けた設備の適正な運用が求められます。
このように、三豊市の省エネルギー設備導入等支援事業は、単なる資金支援にとどまらず、診断から設備導入、その後のフォローアップまでを一貫して支える設計となっており、持続可能な経営と環境負荷の軽減を目指す企業にとって大きな支援となる制度です。設備更新を検討している中小企業や個人事業主にとって、導入コストの負担を軽減しながらエネルギー効率の改善を実現する絶好の機会といえるでしょう。
⇒ 詳しくは三豊市のWEBサイトへ