2025年6月11日
労務・人事ニュース
令和7年 下関市が補助率50%・最大10万円支援、海外展示会出展で販路開拓を後押し
- 「夜勤なし」/正看護師/訪問看護/残業ありません
最終更新: 2025年6月11日 22:32
- 保険サービス企業での生損保事務のお仕事/駅近/即日勤務可/賞与あり
最終更新: 2025年6月12日 07:11
- 介護職員/初任者研修/特別養護老人ホーム/デイサービス/日勤・夜勤両方
最終更新: 2025年6月12日 03:01
- 「土日祝休み」/正看護師/クリニック/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年6月11日 22:32
令和7年 下関市展示見本市等出展支援事業補助金制度
山口県下関市では、市内の中小企業者や産業団体が製品やサービスを広く周知することを目的に、展示会や見本市、商談会などへの出展を支援する補助金制度を実施しています。これは、県外や国外で開催される各種展示イベントにおいて、出展にかかる費用の一部を助成することにより、地元企業のビジネスチャンス拡大を後押しするものであり、販路開拓や企業のブランド向上を目的とした非常に実用的な支援策となっています。
この制度の対象となるのは、下関市に本社を構える中小企業者のほか、市内産業の振興を目的として設立された組合や団体も含まれます。対象者は市税を滞納していないことが条件であり、団体の場合には、代表者の設置、規則または会則の整備、継続的な活動が確認されていることが求められます。
補助の対象となるのは、県外または海外で行われる展示見本市等への出展であり、商品等の周知を目的とするものである必要があります。販売目的の出展は補助対象外となります。補助対象経費には、県外の場合は小間料や参加料が含まれ、国外ではさらに旅費や装飾費、運搬費、健康証明関連書類の取得費用、PCR検査費なども補助対象となります。これらの経費は、展示会への出展に不可欠なものであると判断される必要があります。
補助金の上限額は、県外出展の場合は5万円、国外出展では10万円で、いずれも補助対象経費の2分の1以内となっています。たとえば、国外での出展で20万円の費用がかかった場合、その半額である10万円が補助されることになります。補助金は1年度につき1回限りであり、補助事業の対象は1つの展示見本市に限定されます。また、補助対象者が組合や団体で、かつ販売活動を行った場合には、その収益分を差し引いた額を基に補助金が算定される仕組みとなっています。
補助金の申請にあたっては、あらかじめ下関市産業振興課への相談が必要であり、制度の詳細については交付要綱や制度概要資料を参照することが推奨されています。なお、予算の範囲内での支給となるため、早めの申請が望ましい状況です。
この制度は、特に新たな市場への進出や販路開拓を考える企業にとって、効果的な情報発信の手段を支援するものです。展示会などの機会を通じて企業が製品や技術を広く紹介できることで、ビジネスの成長と地域経済の活性化にもつながることが期待されています。下関市は、地域の中小企業が持続的に成長できるよう、具体的な金銭的支援を通じて環境を整備しようとしています。
⇒ 詳しくは下関市のWEBサイトへ