2025年5月27日
労務・人事ニュース
令和7年 最大10万円支給!佐世保市が若者の探究活動を全力支援
- 「夜勤なし」/准看護師・正看護師/介護施設/オンコールなし
最終更新: 2025年6月7日 22:32
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最終更新: 2025年6月7日 22:32
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- 「車通勤OK」/准看護師・正看護師/クリニック
最終更新: 2025年6月7日 22:32
令和7年 若者活躍プロジェクト活動費補助金
若い世代の創造力と行動力を地域全体で後押しする新たな取り組みとして、佐世保市では「若者活躍プロジェクト活動費補助金」の制度をスタートさせました。この制度は、市内に居住する、もしくは市内の学校に通う13歳以上30歳未満の学生を対象に、自己実現や社会課題に向き合う探求活動を金銭的に支援するものです。中学生から大学生まで、また学生証を持つ未就業の若者にも広く門戸が開かれており、個人でもグループでも応募可能となっています。
補助金の上限額は、個人の場合で最大3万円、複数人で構成されたグループであれば最大10万円となっており、若者の自由な発想や挑戦を具体的な形にするための後押しとなる資金です。例えば、自主制作の映像作品、地域活性化に関する研究活動、環境問題への取り組み、アートや音楽の発表など、ジャンルにとらわれない多彩な活動が対象となり得ます。補助金はあくまで活動費の一部を支援するものであり、使途の自由度は高く、若者自身が主体となって活動内容を構想・実行することが重視されます。
対象年齢は原則13歳から22歳までとなっているものの、23歳以上30歳未満であっても、学生証を保有していて現在就業していない場合には申請可能です。また、18歳未満の申請者には保護者の同意書が必要となる点は、安全性や適切な支援を担保するための配慮といえるでしょう。
申請受付期間は令和7年4月23日から同年5月30日までで、提出は17時15分必着とされています。申請にあたってはエントリー票や交付申請書などの提出が求められ、オンライン申請にも対応しているため、ITに慣れ親しんだ若者にとっては非常に取り組みやすい設計となっています。
さらに特徴的なのが、補助金の交付を受けた後には、佐世保市が運営するオンラインコミュニティ「SASEBO⇄X(サセボクロス)」への登録と投稿が必須とされている点です。このプラットフォームは、若者たちが自身の活動の成果や進捗を共有する場であると同時に、地域の人々や他の挑戦者たちとつながるためのネットワークでもあります。年齢制限などで登録が難しい場合を除き、積極的な情報発信が求められており、単なる補助制度にとどまらず、挑戦を“可視化”し、地域全体で称賛し合える仕組みが構築されています。
活動の報告については、補助対象者が事業終了後に実績報告書を提出することとなっており、補助金の適正な使途と成果を市が把握し、次年度以降の制度改善にも活かされます。このようなプロセスを通じて、補助金を活用した活動は単なる“消費”ではなく、“未来を創る投資”としての意味合いを帯びることになります。
若者の自主性と創造力を育みながら、地域とのつながりを深めていくこの取り組みは、佐世保市の地域づくりと人材育成を同時に進めるための実践的な政策といえるでしょう。志ある若者が社会に第一歩を踏み出す機会として、また新たな挑戦を始めるきっかけとして、ぜひこの制度を活用していただきたいところです。
⇒ 詳しくは佐世保市のWEBサイトへ