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2025年6月11日

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令和7年 最大10万円補助、飯田市がペレットストーブ導入を全面支援

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令和7年 飯田市 もりのエネルギー推進事業補助金

飯田市では、地域に豊富に存在する森林資源を有効活用し、持続可能なエネルギー社会の構築を目指すため、「もりのエネルギー推進事業補助金」を令和7年度も引き続き実施します。この制度は、地球温暖化防止と快適な生活環境の両立を目的に、木質バイオマス機器の導入にかかる費用の一部を市が支援するものです。具体的には、ペレットストーブやペレットボイラー、薪ストーブ、薪ボイラー、竹ボイラーの設置に対して、それぞれ定められた補助率と補助上限額が適用されます。

ペレットストーブおよびペレットボイラーに対しては、設置費用の50%を上限として最大10万円まで補助が受けられます。一方で、薪ストーブ、薪ボイラー、竹ボイラーについても設置費用の50%を補助対象とし、上限額は3万円です。補助を受けるには、飯田市内の住居または事業所に自ら使用するために設置することが求められます。なお、対象となるのは令和7年3月1日以降に完了した設置で、申請は必ず事後に行う必要があります。

申請にあたっては、設置機器の種類や販売業者との契約内容、費用の詳細が分かる書類を提出する必要があります。また、市税等に滞納がないことや、補助対象機器を設置した建物で継続して5年以上使用することも条件となっています。特にペレット機器の補助を受ける場合は、長野県産の間伐材を使用して県内で製造・販売されたペレットを利用し、かつペレット販売事業者との3年以上の購入協定を結ぶ必要があります。この協定期間は、令和11年3月31日以降まで継続する日付で設定される必要があります。

申請受付は、ペレット機器については令和7年5月12日から令和8年2月2日まで、薪および竹機器については同年5月12日から令和8年3月2日まで行われます。ただし、交付申請額が予算の上限に達した場合には、期間中であっても受付が終了となる可能性がありますので、早めの申請が推奨されます。申請は飯田市役所のゼロカーボンシティ推進課で受け付けており、平日の午前8時30分から午後5時15分までが受付時間となります。

この制度は、エネルギーコストの削減だけでなく、地域内資源の循環利用や森林保全にもつながる取り組みです。特に寒冷地である飯田市において、電力消費の偏重を避け、冬季の暖房を環境に優しい方法で補完する手段として大きな注目を集めています。薪ストーブは暖房だけでなく煮込み料理にも使えるなど、家庭生活の中での利便性も高く、ガスや電気の使用を抑える一助となります。地元産の薪やペレットの利用によって地域経済にも寄与し、脱炭素社会の実現に貢献するこの補助制度は、多方面にわたる意義を持っています。

⇒ 詳しくは飯田市のWEBサイトへ

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