2025年6月2日
労務・人事ニュース
令和7年 神戸市が研究・開発費用の最大2,000万円を支援!省力化製品開発に挑むチャンス
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「駅チカ」/正看護師/病院
最終更新: 2025年7月5日 22:35
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「夜勤なし」/正看護師/皮膚科/泌尿器科/クリニック/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年7月5日 22:35
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「車通勤OK」/准看護師・正看護師/皮膚科/クリニック
最終更新: 2025年7月5日 22:35
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「ブランクOK」/准看護師・正看護師/特別養護老人ホーム/介護施設/残業ありません
最終更新: 2025年7月5日 22:35
神戸市 2025年度「省力化を促進する製品の研究・開発・実証補助金」
2025年度、神戸市は市内の産業を支援するために、新たな補助制度として「省力化を促進する製品の研究・開発・実証補助金」を実施しています。この補助金制度は、慢性的な人手不足や物価上昇といった経済的な課題に直面する企業にとって、業務効率を飛躍的に高める可能性のある製品開発に向けた強力な支援策となっています。神戸市内に拠点を置く企業または市内企業が中核を担うコンソーシアムが対象で、製品の研究・開発だけでなく、開発後の実証段階に至るまで幅広い経費が補助の対象になります。
具体的には、「省力化を促進する製品」として認められるものの研究開発、あるいは既に開発を終えた製品の実証に関わる取り組みが対象です。省力化という観点からは、製造業や物流業、飲食・小売業、さらには医療や介護といった分野にまで応用が期待されるロボット技術や自動化システム、AIを活用したソフトウェア等が含まれる可能性があります。これらの分野は、人材確保が難しくなっている中小企業にとって特に重要であり、本制度はそうした実情を踏まえて設計されています。
補助金の内容としては、対象となる経費の2分の1以内が補助され、1件あたりの上限額は2,000万円とされています。これにより、企業は多額の自己負担を強いられることなく、新技術の研究開発に挑戦することが可能になります。また、補助対象として「実用化に向けた開発段階」と「市場投入前の実証段階」の両方が認められているため、アイディア段階から商品化直前までの一連の工程に対応できる点も大きな利点です。
申請の受付期間は2025年5月12日から6月20日17時までとなっており、期限内に所定の書類を提出する必要があります。神戸市経済観光局工業課が申請窓口となっており、郵送や持参に加えて、電子メールによる提出にも対応しています。担当部署では、申請書の様式や交付要綱、さらには公募要領も公開しており、申請を検討する企業はそれらの資料をもとに早めの準備が求められます。
また、今回の制度は単なる金銭的支援にとどまらず、神戸市が地域産業の再構築と成長を促す中長期的な戦略の一環として実施されているものであり、自治体としての産業振興にかける本気度がうかがえます。今後、制度を活用して生まれる技術や製品が、地元の産業にとっての競争力の源泉となることが期待されています。
⇒ 詳しくは神戸市のWEBサイトへ