2025年8月5日
労務・人事ニュース
令和7年 福岡県が若手芸術家に最大50万円支援、海外チャレンジ助成の申請受付開始
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理学療法士/北九州高速鉄道北方駅から徒歩9分/車2分北九州高速鉄道城野駅から徒歩13分/車3分北九州高速鉄道競馬場前駅から徒歩15分/車3分JR日豊本線城野駅から徒歩19分/車4分JR日田彦山線城野駅から徒歩19分
最終更新: 2025年8月5日 11:02
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介護職員/福岡市西区JR筑肥線/九大学研都市駅/福岡県
最終更新: 2025年8月5日 11:02
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介護職員/JR筑肥線/今宿駅福岡市西区/福岡県
最終更新: 2025年8月5日 11:02
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診療放射線技師/八幡西区/福岡県/黒崎駅/クリニック
最終更新: 2025年8月5日 11:02
福岡県 令和7年 新進気鋭の芸術家活動支援事業
福岡県では、文化芸術分野において将来の活躍が期待される若手芸術家や芸術団体を対象に、新たな助成制度である「新進気鋭の芸術家活動支援事業」を令和7年度から開始しました。この制度は、地域にゆかりを持ち、意欲的に芸術表現に挑戦する若者たちの活動を後押しするもので、芸術の多様性や質の向上、さらには県内外への文化発信力の強化を目的としています。
対象となるのは、令和7年10月から令和8年3月までの間に行われる具体的な芸術活動で、活動の形態や実施場所によって2つの助成区分が用意されています。ひとつは「海外チャレンジ助成」で、海外において行う公演や展示、研修やコンクールなどに参加するための活動費用が補助対象となります。もうひとつは「国内ステップアップ助成」で、国内で主催する展覧会やコンサート、舞台公演、あるいはコンクールやプロジェクトなどへの参加活動が対象です。それぞれの補助金額は、海外チャレンジ助成が最大50万円、国内ステップアップ助成が最大30万円とされており、いずれも対象経費の2分の1を上限に支援が行われます。
この制度に申請できるのは、福岡県内に現在居住している人、あるいは福岡県出身者、または活動の拠点を県内に置いている芸術家や団体です。個人または団体の主要構成員が、令和7年4月1日時点で39歳以下であることが必要で、さらに芸術家に限らず、プロデューサー、製作者、キュレーターといった広義の文化芸術分野で活躍する人物も対象となります。活動ジャンルに縛りはなく、演劇、美術、音楽、映像、ダンスなど、幅広い分野に対応しています。
この助成事業の特徴のひとつは、活動実施後に福岡県内で予定されている成果報告会に参加することが求められている点です。助成を受けた個人や団体は、自身の活動成果を発表する機会を通じて、地域住民や文化関係者との交流を図り、地域社会との接点を深めることが期待されています。単なる費用支援にとどまらず、芸術家の成長やネットワーク構築を促進する仕組みとなっています。
申請はすでに開始されており、締切は令和7年9月1日月曜日の17時必着です。提出方法は郵送または電子メールで、助成金交付申請書と関係書類一式を文化振興課へ提出する必要があります。審査は書類をもとに行われ、採否の通知は10月中旬を目安に行われる予定です。助成を受けるにあたっては、事前に募集要項をよく読み、要件を満たしているか確認のうえで応募することが求められます。
この事業は、若手芸術家にとってキャリアの転機となるような活動を現実のものとし、県内外での評価を高める絶好の機会となるでしょう。特に、海外公演やレッスンといった国際的な経験を得られる支援制度は、若手にとっては貴重な成長の場であり、同時に福岡の芸術文化のレベルアップにも直結する取り組みといえます。
⇒ 詳しくは福岡県のWEBサイトへ