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2025年6月15日

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令和7年 福知山市が最大15万円補助、自社ECサイト構築を支援する補助金が11月28日締切

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令和7年 福知山市自社ECサイト構築支援事業補助金

福知山市では、地域経済の活性化と地元事業者の販路拡大を目的として、令和7年度に「自社ECサイト構築支援事業補助金」を実施しています。この制度は、市内に主たる事業所を構える小規模企業者が、自社でEC(電子商取引)サイトを新たに構築したり、既存のサイトに機能を追加するためにかかる費用の一部を補助するというもので、デジタル化が進む中でオンライン販売を始めたい事業者にとっては大きな後押しとなります。

補助金の内容としては、補助対象経費の2分の1以内が助成され、最大で15万円が上限となっています。この制度を利用できるのは、常時使用する従業員数が20人以下、もしくは商業・サービス業であれば5人以下の事業所が対象とされており、補助は1事業者につき1回限りとなります。ECサイトを一から新しく構築する場合だけでなく、既存のサイトとは別に新たなECサイトを追加する場合や、すでにある自社サイトに電子商取引機能を後付けする場合も対象となります。ただし、モール型ECサイトへの出展や出品は対象外となるため、あくまで独立した自社サイトが補助の対象です。

補助対象となる経費の範囲も広く、自社ECサイトの初期構築費用や登録料、業務委託費、翻訳費用、専門家への謝礼、さらには月額ツール利用料やドメイン使用料、サーバー費用なども含まれます。また、決済システムの手数料や、ECサイトの開設・運営を広く周知するための広告宣伝費までが対象経費となり、オンライン販売のスタートに必要なほぼすべての初期経費が支援の範囲内に収まっています。

補助対象期間は交付決定日から令和8年1月30日までの間で、そのうち最大6か月間が補助対象となります。事業を開始する前に交付決定を受ける必要があり、交付前に着手した経費については補助対象とならないため、申請のタイミングには注意が必要です。応募の締切は令和7年11月28日で、郵送または持参により申請書類を提出する必要があります。申請に必要な書類には、補助金交付申請書、事業計画書、見積書、納税証明書などが含まれますが、構築予定のサイト内容が分かる資料も任意で提出できます。

この補助金制度の重要なポイントは、補助金交付後にきちんとした事業実績報告が求められる点にあります。また、他の助成制度との併用が認められていないため、すでに他の補助金を受けている場合には対象外となる可能性もあります。予算には限りがあるため、申請は早めに行うことが推奨されます。

オンライン販売は、地域に根ざした小規模事業者にとっても、地理的な制約を超えて商品の魅力を全国に発信できる強力な手段です。この補助金制度は、そうした可能性を実現するための第一歩を後押しする施策として、高い評価を受けることが期待されます。特に、従来から対面販売に依存していた事業者にとっては、今後の販路拡大や収益の多様化に向けた重要な転機となるでしょう。

⇒ 詳しくは福知山市のWEBサイトへ

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