2025年7月6日
労務・人事ニュース
令和7年 阿波市が有機農業を後押し、新規JAS認証取得に最大5万円の補助金支給制度を開始
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最終更新: 2025年8月27日 22:37
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最終更新: 2025年8月27日 22:37
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最終更新: 2025年8月27日 22:37
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「ブランクOK」/正看護師/産婦人科/麻酔科/クリニック/残業ありません
最終更新: 2025年8月27日 22:37
令和7年度阿波市有機JAS認証取得支援事業
阿波市では、環境保全型農業の推進と自然循環機能の高い農業の定着を目指し、令和7年度において有機JAS認証の取得や更新に必要な経費の一部を補助する制度を開始しました。これは、農業者の新たな挑戦を後押しするとともに、地域全体として持続可能な農業への移行を促進することを目的としています。
この補助金制度の対象者は、阿波市に住所を有する農業者に限られており、個人の農業者だけでなく、農業法人や団体も含まれます。対象となる農業者は、有機農業に新規で参入しこれから認証を取得しようとする方、あるいはすでに有機JAS認証を受けており、引き続き認証を更新しようとする方が対象です。なお、農業者団体での申請については、団体内に代表者を定めていること、またその団体の組織構成や運営について規約が存在していることが必要条件となっています。
補助の対象経費については、主に2種類あります。ひとつは新規認証取得の準備段階における有機JAS講習会の受講料であり、もうひとつは、登録認証機関によって行われる審査や調査にかかった費用です。ただし、振込手数料や郵送代、申請書式集の購入費、認証機関の年会費および認証シールに関する費用については、補助対象外とされている点に注意が必要です。
補助金の支給額は、認証の新規取得か更新かによって異なります。新たに有機JAS認証を取得する場合には、補助対象経費の合計額を上限5万円まで支援します。すでに認証を受けており更新を希望する場合は、対象経費の2分の1が補助され、上限額は2万5千円までとなっています。更新に関しては、認証取得後2回目までが支援の対象です。また、いずれのケースにおいても、交付額は予算の範囲内での対応となるため、希望者は早めの申請が推奨されます。
申請を行う際には、阿波市が定めた補助金交付申請書のほかに、いくつかの証明書類を添付する必要があります。これには、登録認証機関から交付された認定証や確認証の写し、補助対象経費が確認できる領収書等、市税の滞納がないことを証明する書類などが含まれます。また、状況に応じて市長が必要と認める書類の提出が求められることもあるため、事前に農業振興課と連絡を取り、必要な情報を確認しておくと安心です。
このように、有機農業への参入を後押しする制度は、地元の農業において大きな意義を持ち、農業者個人の技術向上と経営安定に資するだけでなく、地域の農産物の価値を高めることにも直結します。農薬や化学肥料に頼らない農法が求められる今、阿波市によるこの支援制度は、時代の流れに適応するための重要な一歩となることでしょう。農業の転換期において有機JAS認証取得に関心を持つ方は、ぜひこの制度を活用し、環境と調和した農業経営の第一歩を踏み出してください。
⇒ 詳しくは阿波市のWEBサイトへ