2025年9月8日
労務・人事ニュース
令和7年11月スタート、全国ジビエフェアで約4か月間の消費拡大プロジェクト
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最終更新: 2025年9月8日 01:07
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最終更新: 2025年9月7日 23:33
令和7年度全国ジビエフェアの参加店舗を募集します!(農水省)
この記事の概要
令和7年11月から始まる全国ジビエフェアに向けて、ジビエ料理を提供する飲食店やジビエ関連商品を扱う事業者の参加店舗募集が開始されました。募集期間は令和7年8月25日から令和8年1月31日までで、フェア期間中は特設サイトで店舗情報が公開されます。全国的なジビエの普及と消費拡大が期待されています。
令和7年8月25日、農林水産省は「全国ジビエフェア」に参加する店舗の募集を開始しました。この取り組みは、地域資源としてのジビエの有効活用をさらに進めることを目的とし、全国規模でのジビエの認知拡大と消費促進を目指しています。特に、農作物への被害が深刻化する中、シカやイノシシなどの野生鳥獣の捕獲数は年々増加しています。こうした現状を背景に、捕獲された鳥獣を廃棄せず、食品や商品として地域で循環させる動きが強まっています。
ジビエとは、野山で捕獲された野生動物の肉を指し、特に日本ではシカやイノシシが中心です。安全性や品質の管理が重要となるため、国産ジビエの取り扱いには一定の基準が求められます。農林水産省は、こうしたジビエの取り扱いについて啓発を進めるとともに、需要を拡大するための施策を展開してきました。その一環として実施されるのが「全国ジビエフェア」です。
このフェアは、令和7年11月1日から令和8年2月28日までの約4か月間にわたって開催され、特設サイトを通じて参加店舗や商品の情報が消費者に発信されます。ジビエ料理を提供する飲食店や宿泊施設、惣菜店に加え、ジビエの精肉や加工品、さらにはペットフードや皮革製品などを取り扱う小売店やEC事業者なども対象です。すでにジビエを扱っている店舗だけでなく、新たにジビエを取り扱おうとする店舗も参加可能で、メニュー開発のためのジビエサンプルの提供や、基本的な取り扱い方を学べる動画の案内など、初心者向けのサポート体制も整えられています。
特設サイトでは、フェア開催初日である令和7年11月1日から順次、参加店舗の情報が公開されます。これにより、全国の消費者が自分の地域や興味に応じてジビエ料理や関連商品を購入・体験できる機会が広がるとともに、地域に根ざしたジビエの新たな価値創出が期待されています。実際に、近年では健康志向の高まりもあり、低脂肪で高タンパクなジビエへの関心が高まっており、今回のような全国規模のプロモーションは、今後の市場拡大に向けた重要なステップとなります。
募集の締切は令和8年1月31日までとなっており、期間中は随時申し込みを受け付けています。参加希望の事業者は、全国ジビエフェアの特設サイトから詳細情報を確認したうえで申し込むことができます。ジビエをすでに提供している事業者も、これから取り扱いを始めたいと考える事業者も、それぞれのスタイルで参加できる柔軟な仕組みとなっており、事業規模に関わらず参加しやすい設計がなされています。地域の食文化の一部として定着しつつあるジビエを、さらに多くの人に届けるための絶好の機会となる今回のフェアは、飲食業界や食品関連事業者にとって、ブランド力の強化や新規顧客獲得にもつながる可能性を秘めています。
このように、令和7年度の全国ジビエフェアは、単なるイベントではなく、ジビエの安定的な流通と消費促進を実現するための大規模かつ戦略的な取り組みです。持続可能な地域資源活用の一環として注目されるこのプロジェクトは、今後の農山村活性化にも大きく貢献することが期待されています。事業者の皆様には、ぜひこの機会を活用してジビエ市場への第一歩を踏み出していただきたいところです。
この記事の要点
- 令和7年11月1日から令和8年2月28日まで全国ジビエフェアが開催される
- 令和7年8月25日から令和8年1月31日まで参加店舗を募集している
- 参加対象はジビエを扱う飲食店や小売店、EC事業者など
- ジビエ初心者向けに動画やサンプル肉の提供などのサポートもある
- 参加店舗情報は特設サイトでフェア開始日から順次公開される
- ジビエ普及と鳥獣被害対策の両面から意義ある取り組み
⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ