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2025年9月4日

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令和7年4月の鉄道旅客数量が20億1104万人に達し前年同月比3.0%増加

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鉄道輸送統計月報(概要)(令和7年(2025年)4月分)(国交省)


この記事の概要

令和7年4月分の鉄道輸送統計に関する報告書では、旅客輸送量と貨物輸送量の最新動向が示されています。旅客数量は前年同月比で3.0%増加し、20億1104万人となりました。また、旅客人キロも4.0%増の366億人キロを記録しています。一方、貨物輸送量は311万トンで1.8%の増加が見られましたが、貨物トンキロは前年同月比で0.6%減少しました。


令和7年4月の鉄道輸送統計によると、旅客輸送量は総計で20億1104万人に達し、前年同月比で3.0%の増加を示しました。特にJR旅客会社の旅客数量は7327万2100人で前年同期比102.6%となり、その中でも新幹線利用者は362万4900人で106.9%の伸びを見せています。旅客人キロ数も全体で366億3653万9000人キロとなり、前年同月比4.0%増加しており、JR旅客会社の新幹線区間は特に10億5860万2000人キロと高い伸び率(107.6%)を示しています。民鉄(JR以外)の旅客数量も1278万3230人で前年同期比103.2%、旅客人キロは130億6163万2000人キロで102.7%の増加でした。

一方、貨物輸送量については、総貨物数量が311万0841トンで前年同月比1.8%増加したものの、貨物トンキロは14億9284万7000千トンキロで0.6%減少しています。内訳を見るとコンテナ貨物は182万6446トンで104.6%の増加を示す一方、車扱貨物は128万4395トンで98.1%と若干の減少傾向にあります。貨物トンキロに関してはコンテナが138万5662千トンキロで99.4%、車扱が10万7185千トンキロで99.5%となっており、全体として微減の傾向が見られます。

このように、令和7年4月の鉄道輸送統計からは旅客輸送の堅調な回復と成長が読み取れる一方で、貨物輸送においては数量面での増加があるものの輸送距離や重量を考慮したトンキロベースではわずかな減少が見受けられ、今後の物流動向に注目が必要です。これらのデータは交通経済政策の立案や企業の物流戦略策定において非常に有用な情報となります。

この記事の要点

  • 令和7年4月の鉄道旅客数量は20億1104万人で前年同月比3.0%増加
  • 旅客人キロは366億人キロで前年同月比4.0%増加、新幹線利用が特に好調
  • 貨物輸送量は311万トンで前年同月比1.8%増加したが貨物トンキロは0.6%減少
  • コンテナ貨物は増加傾向、車扱貨物はやや減少傾向を示す

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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